“解禁論者”が物申す 世界的な大麻の非犯罪化に日本は逆行している、髙樹沙耶逮捕の波紋

投稿日時 2016-11-10 | カテゴリ: 今週のマスコミよかった大賞

サル・パラダイス

【今週のマスコミよかった大賞】
週刊スパ 11/8-15
“解禁論者”が物申す
世界的な大麻の非犯罪化に日本は逆行している、髙樹沙耶逮捕の波紋

フライデー

ここから、反撃ののろしといいますかね、この記事は大麻解禁に肯定派の意見として。 NPO法人「医療大麻を考える会」の前田耕一氏なんかが語ってくれてるんですが、 「国際条約では大麻の医療利用と研究を禁止していない。それどころか、国際麻薬統制委員会が、年次報告書で、{大麻の科学研究を歓迎し、WHO及び国際社会と共有するよう関係する政府に求めている}と報告しているとのこと。」


で、いわゆるG8、主要先進国(アメリカ、フランス、イギリス、ドイツ、イタリア、カナダ、ロシア、日本)の中で医療大麻を禁止しているのは、日本だけである。日本以外では、大麻は危険性や依存性が小さいこともよく認識されていて、少量の所持では刑事罰の対象にならず、せいぜい過料が科せられる程度だって。

もう少し詳しく見ていくと
アメリカは全50州中25州が医療大麻を合法化、4州と特別区で嗜好品も合法化
フランスは13年に医療大麻を容認
イギリスは医療用は合法、嗜好品も非犯罪化
ドイツは医療大麻は合法、嗜好品も非犯罪化
イタリアは医療大麻は合法、嗜好品も非犯罪化
カナダは医療大麻は合法、来年春、嗜好品も合法となる予定
ロシアは医療大麻は合法化、嗜好品も非犯罪化
日本は医療用も嗜好用も産業用もすべて違法

なんか、日本、著しく、著しく後れをとってないか。誰のせいでこうなってるんだ。何に遠慮して、この状態守ってるんだ。 ちょっと国の将来を考える人、運営する人、世界を少しは意識して考えてみてくださいませ。

① 有害とされている大麻成分THCは覚せい剤のように幻覚や幻聴、攻撃衝動を引き起こさず、多幸感をもたらして心身をリラックスさせる効果があることが医学的に証明されています。さらに、痛みや痙攣、炎症を抑える効果が高いため、世界では末期がんやエイズなど、さまざま疾患を抱える患者に処方されている。

② 燃料や繊維、プラスチックなどのあらゆる工業製品が石油から作られていますが、そのほぼすべてを麻から抽出できる成分で生成することが可能。

結論、大麻を医療用、産業用としての利用を妨げている点で、大麻取締法こそが見直されるべきもの。当然、嗜好品としての使用も刑事罰で規制すべきでない。被害者なき犯罪を罰する法律は直ちに廃止すべきですとのこと。

少なくとも、捜査員を30人も動員して逮捕したうえに、メディアを挙げて血祭りにするなんて、欧米では絶対に考えられませんってことですね。





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