サル・パラダイス
【今週のマスコミよかった大賞】
サンデー毎日 11.27 2016
NEWS NAVI 米4州でレク用の大麻合法化へ
「医療用が不足する」懸念の声も
まずはおめでとうございますですね。マサチューセッツ、メーン、ネバダ、カリフォルニアの4州でのレクレーション目的の大麻の合法化、住民投票の結果、賛成多数で決まったとのこと。
しかし、カリフォルニアの大麻市場というのは規模がハンパないですね。すでに医療大麻では合法でしたが、2015年の売り上げが27億ドルで、これは、嗜好大麻が合法化されているコロラド、オレゴン、ワシントン、アラスカ、ワシントンDCをすべて合わせた大麻の売り上げ総額を上回っているのだとか、それでもって、これに嗜好用大麻の売り上げが加われば、年間売上50億ドルを超えるだろうって。
50億ドル、1ドル=111円で計算して、5,550億円。 コロラド州では、嗜好品大麻の税率が29%だそうですが、仮に税率20%としても、1,110億円の税がカリフォルニアには入りますね。これは、どれくらいのお金というか経済効果なんでしょうかね、なんか途方もなさすぎてピンときませんよね。
財政破綻している夕張市の借金は現在、244億4277万円だそうです。ちなみに、今まで約108億9000万円返したそうです。
どうです、今、勝手に夕張市を大麻特区として、実験的に大麻の医療使用及び嗜好品使用を認め、流通を、栽培を認めれば、夕張市一気に財政健全化というか、大富裕層、じゃない東京都に並ぶ日本屈指の金銭的に豊かな都市となりますよ。
減らした図書館やら、病院やらも元に戻すというか、もっと贅沢にして、バスも全域に張り巡らせて、お年寄りには介護士がくまなくついて、しょうしょううるさくはなるでしょうが、観光客が押し寄せるので、宿泊施設、温泉、レジャー施設もたくさんできて、夕張映画祭はカンヌ並みになって、世界中から観光客が押し寄せますよ。
経済的なことを考えましょう、政治家さん。カリフォルニア州の大麻合法化を後押ししてきたのは、シリコンバレーの企業家、ショーン・パーカー氏らで、パンク寸前の刑務所、破綻した州財政を一気に解決する策と期待したからだって。
今回の髙樹沙耶さんの逮捕で、だめでしょとただネガティブ正義におちいってたつまんないコメンテーターらと違って、「世界では大麻は合法化してきてる、ベンチャーで大麻で成功してる、これを違法のまましてるほうが間違っている」と言い切ったホリエモンこそ聞くべき意見をもった人だと思いませんか。
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