週刊スパ12/6 相次ぐ逮捕報道で消滅の危機「国産大麻を守る人々」の主張

投稿日時 2016-12-06 | カテゴリ: 今週のマスコミよかった大賞

サル・パラダイス

週刊スパ【今週のマスコミよかった大賞】
週刊スパ 12/6
相次ぐ逮捕報道で消滅の危機
「国産大麻を守る人々」の主張

厚労省麻薬取締部というところは何をやりたいんでしょう。ほんと憤りを憶えます。 鳥取県智頭町で町おこしのため大麻栽培に取り組んでいた上野俊彦氏が逮捕されてから、「ご注意ください!大麻栽培でまちおこし!?」というパンフレットを配ってるそうです。


そもそもが、国産の産業用大麻は精神作用を持つTHCをほとんど含んでいない、ノンアルコールビールみたいなものにもかかわらず、大麻は極めて有害な薬物ですとばっさりやっているのです。 さらには、最近では簡単にTHCを濃縮する方法がネットで公開され、乱用されていますなどと書いてるそうで、そんな方法があったら世界中が注目するものすごい技術になりますよって。ほんとあることないこと、笑劇的に。

厚労省としては、医療も、産業も、いっしょくたにして大麻はいかがわしいというイメージがつけばいいんでしょうね、今回の一連のことでは、医療や産業を主張してくる大麻解放派も結局は吸いたいだけというストーリーにしたいのでしょうね。 なんでって、大麻が仮にいいものになってしまうと、麻取がわるもんになっちゃうもんね、組織の縮小、予算の削減、ねえ。

だけど、大麻がこの世からなくなったら、どっちにしろ、麻取の仕事はなくなるんじゃね。 国産大麻は、1950年当時で栽培者2万5,118人、栽培面積4049ha、それが、1963年に8,625人、857.9haに、そして、2011年には50人、4.45ha となってしまいました。もう風前のともしび。 おかげで、最近では神事で使う大麻が不足して、神社では、中国産やビニールのしめ縄なんかを使っているらしい。

今、大麻栽培に携わっているのは、60~80歳の人が主流で、国産大麻はこのままいくと近々滅びるでしょう。 上野さんのように、若くしてせっかく国産大麻を復活させようと入ってきた人を容赦なくつぶすのであれば、厚労省はほんとに国産大麻を絶滅させる気なんでしょうか。

戦後、占領軍は日本産大麻の栽培を禁止し、種子を含めて本植物を絶滅せよ!と命じてきました。それに抵抗していた当時の農林省が日本の伝統的大麻栽培を残すために折衝していたわけで、大麻取締法はそういった妥協点でもあるわけです。つまり、一定の制約のもとで栽培を続けられるようにね。 ところが、麻薬取締部は占領軍に代わって、今や国産大麻の絶滅を目指しているようです。

そうはさせるか!

ここに日本大麻栽培を救いたいと立ち上がった団体があります。「伊勢麻振興協会」です。 来年4月から伊勢市内での大麻栽培をめざすと発表して、11月28日に三重県に大麻栽培許可の申請書を提出しました。

なんか、日本の麻の復活が伊勢から始まるというのは象徴的ではありませんか、伊勢には天照大御神を祀る伊勢神宮があります。 大麻を滅亡させようとする厚労省らによって暗い世界となったこの日本が、天照大御神がまたお出になることによって、再び光あふれる国となるよう祈りましょう。





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