週刊文春2月16日号 町山智浩の言霊USA「大麻さえ吸わなきゃKKKもよかったのに」

投稿日時 2017-02-15 | カテゴリ: 今週のマスコミよかった大賞

サル・パラダイス

週刊文春2月16日号 町山智浩の言霊USA
「大麻さえ吸わなきゃKKKもよかったのに」byジェフ・セッションズ

記事によれば、アメリカ合衆国では、個人の大麻吸引や所持、譲渡を犯罪扱いする州はもはやアイダホ、サウスダコタ、カンザス、イリノイ、ケンタッキーの5州だけになってしまったとのことで、つまりは、アメリカではもう、大麻で逮捕されることのほうがめずらしいということのようで、記事によれば、2001年から10年で大麻関連で700万人が逮捕されたのだけど、南部の多くの州で前科者の投票を禁じていたので、9割が民主党支持と言われる黒人やヒスパニックの多くを大麻でぶち込んで、共和党に有利にしてきたと。


2040年には、アメリカで、白人は5割を切るということのようでして、そんな事情もあったみたい。

ただ、もう時代は完全変わってしまった。

2018年から、カリフォルニアが大麻完全解禁となりますと、トランプが外貨獲得、アメリカファーストでもってやられますと、大麻がおそらくアメリカの国家戦略となる可能性も高いのではと思えてきます。

先日の首脳会談での安部っぴのトランプシェイクハンドべたべたぶりを見るにつけ、昭恵夫人もおったことですし、ちったあ、大麻の話題も出たでしょう、いやいや大いに出たでしょう、日本の大麻禁止政策なんか厳しすぎません、ほんのり酔った勢いで、プライベートで、夫人の口から出ているはずです。

ねえ、なんとかしてよ

よし、なんとかしましょうとかなんとか言って、アメリカ大麻を輸出して大儲けする妄想モードにどこかでなってしまってませんか。

日本では栽培はできない、では、アメリカ産の安全品質のこの薬品を、医療大麻を輸出してさしあげましょう。

まずは、医療をOKにしなさい、そして、アメリカ産のこのマークがあるものに限って嗜好用もコーヒーショップで販売できるようにしなさい。

安全だし、税金もたくさん取れるようになりますから。

いいですね、神事で使う大麻は国産でやってもよろしございますか。

うん、それは、THCの含有量の低いやつだから、中国産なんかやめて、自国で大いにおやりなさい。

これで、我々もまた先進国の仲間入りですね。

そうです、そうです、皆ハッピイ。


 

大麻報道センターと広報用ツイッターの更新を2月27日で終了します。サル・パラダイスさんのコーナーの記事はおそらく本稿で最後になるかと思います。ご愛読ありがとうございました。





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