日本ではようやく医療大麻という言葉がマスコミに現れるようになり、医療大麻は是か非かといった前世紀的な議論が始まったばかりという状況だが、海外では医療用に使う大麻をどのように摂取すると効率的で効果的かという方法論が深化している。なかでも注目はリック・シンプソン・オイルだろう。
IOM報告では大麻の医療効果を認めながらも、煙を吸い込むという搬送方法が呼吸器系にダメージを与えることが懸念されていた。とはいえ、病状によっては煙を吸い込むことでのリスクよりも、大麻吸引で得られる効果のほうが大きいこともある点が指摘されている。
その後、医療目的で大麻を摂取する方法は、燃焼させるのではなく、気化させて吸引するベポライザーを使う方法や、生の大麻をジュースにして飲む方法、濃縮した大麻エキスを経口摂取する方法などが登場し、医療大麻の摂取方法を巡る状況は大きく進化している。それが世界的な現実だ。
「Rick Simpson」や「Rick Simpson Oil」の略である「RSO」で検索すると、大量の情報にヒットする。以下はRSOの作り方を紹介した動画。これからは日本でもこのような方法が広まるといいな、と思うので貼っておく。
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