青少年の薬物問題を考える会

投稿日時 2005-03-30 | カテゴリ: お知らせ

小森榮弁護士のサイト「青少年の薬物問題を考える会」に許可を得てリンクしました。薬物問題に取り組むオランダ政府(外務省)発行の冊子「Q&A薬物 2003 オランダの政策へのガイド」などが掲載されています。オランダ大使館によると同冊子の日本語訳は発行されておらず、訳出は小森弁護士ご自身によるものです。
同冊子にはオランダの薬物政策について説明があり、そこには例えば「大麻は健康にとってさして重大な脅威とはいえず、また迷惑行為を引き起こすことも稀であるため、個人使用目的の少量のソフトドラッグ販売に対する規制は、優先度が低くなっています。」との記述があります。つまり、「大麻が人の心身に有害であるとはいえても、有害性が極めて低いとはいえない」とする日本の司法当局とオランダ政府のどちらかの認識が誤りだということになります。どちらが事実なのか。司法当局は大麻の鑑定請求を認めようとしませんが、だらだらと逃げてばかりいないで、正々堂々と検証に応じるべきでしょう。
昨29日にも違憲論を主張する控訴審が東京でありましたが、大麻の鑑定請求は棄却されました。卑怯な司法には言葉もありません。このままでは司法に対する信頼など朽ち果てたままでしょう。






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