大麻情報見直し委員に推薦する件、中部大学の武田教授にご了解を頂いたので、ダメセンに要望書をファックスし、郵送しました。昼に電話もしましたが、糸井専務理事はご不在で、夕方にかけ直すつもりでしたが、できなかったので、明日にでもかけてみます。
どうなるかは未知数ですが、推薦をご了解下さった武田先生に心から感謝申し上げます。 ---------------
財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター
理事長 森 幸 男 様
大麻取締法被害者センター
http://asayake.jp/thc
白坂和彦
(住所/携帯電話番号)
薬物情報を見直す委員会についての要望書
今年度、国会で認められた予算を執行し、貴センターが実施する予定の薬物情報見直しについて、下記の通り要望します。
糸井専務理事の説明によると、薬物情報の見直しは、委員会を設置し、外部の有識者を招いて実施するとのことでした。
貴センターが税金を使って国民に周知する薬物情報は、日本における公的情報として、全国津々浦々の公的施設、小学校、中学校、高校、大学、役所、保健所など、無数の施設にポスターが貼られています。
昨年来、私たち大麻取締法被害者センターは、「ダメ。ゼッタイ。」ホームページや「薬物乱用防止教育指導者読本」に記述されている薬物情報、なかでも大麻について、その情報の根拠を示すよう求めてきましたが、それが14年以上前に貴センターが輸入販売していた米国テキサス州の反薬物団体製作による薬物標本の説明書を翻訳しただけのものであり、何ら科学的・医学的根拠がなく、その情報が古くて見直しの必要があることを糸井専務理事も認め、国会を通った予算を使って見直す運びとなりました。
貴センターが運営している「ダメ。ゼッタイ。」ホームページの大麻情報の誤りについては、別途、医師による検証論文を提出し、ご検討頂きたいと願っておりますが、薬物情報(特に大麻について)を見直す委員会に、委員を推薦したく、要望いたします。
推薦する方の氏名、略歴等、別紙を添付します。
ご検討のうえ、ご回答下さるようお願い申し上げます。
また、本推薦をお認め頂けない場合、その具体的な理由の説明を要求します。
尚、本推薦については、ご本人の承諾を得ていることを申し添えます。
以上
---以下別紙------
(財)麻薬・覚せい剤乱用防止センター宛 薬物情報見直し委員会への委員推薦添付書類
【推薦する方の氏名と略歴】
武田邦彦中部大学総合工学研究所教授 (副所長)
(2007年3月に名古屋大学から移動)
・多摩美術大学非常勤講師
・上智大学非常勤講師
・内閣府原子力安全委員会専門委員
・文部科学省科学技術審議会専門委員
・文部科学省中央教育審議会専門委員
・日本工学アカデミー理事
・日本工学教育協会特別教育士
・シニアー創造学院客員教授
・青森県鰺ヶ沢町顧問
・ケン・ミレニアム株式会社顧問
・旭化成工業株式会社・社友
・芝浦工業大学・名誉賛助員
・名古屋大学高等研究院・院友
【略歴】
昭和18年(1943)6月3日、東京都生まれ
昭和37年(1963)都立西高等学校卒業
昭和41年(1966)東京大学教養学部基礎科学科卒業
同年(1966)旭化成工業(株)に入社 (1986)同社ウラン濃縮研究所長
平成5年(1993)より芝浦工業大学工学部教授
平成14年(2002)より名古屋大学教授
工学博士、専攻は資源材料工学
東京大学、京都大学、東北大学、横浜国立大学、早稲田大学、立教大学、愛知大学などの非常勤講師
芝浦工業大学評議員、学長事務代理、大学改革本部長代理、教務委員長、日本工学教育協会常任理事JABEE工学一般審査委員長、非営利法人「おもしろ科学たんけん工房」「テクノ未来塾」理事などを経験
物理化学的手法を用いた原子力、材料、環境などの研究と、倫理、教養、安心などの研究
専門は資源材料工学
【主な受賞】
日本工学教育協会工学教育賞(倫理)
日本原子力学会平和利用特賞
日本エネルギー学会賞
日本工学教育協会論文・論説賞(創成科目)
マテリアルライフ学会論文賞
資源素材学会発表論文賞
World Materials Day Awardなど
【著書(共著を含む)】
「高等学校国語現代文」(第一学習社,2004,"愛用品の五原則"が収録される)
「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」(洋泉社2007)
「何を食べれば安心か」(青春出版2004)
「難燃材料データブック」(NEDO,2003)
「難燃高分子材料の高性能化技術」(テクノネット2003)
「二つの環境」(大日本図書2002)
「エコロジー幻想」(青春出版2001)
「リサイクル幻想」(文春新書2000)
「リサイクル汚染列島」(青春出版2000)
「リサイクルしてはいけない」(青春出版2000)
「有機材料工学」(シグマ出版)
「分離のしくみ」(共立出版)
「分離科学ハンドブック」(共立出版)
「イオン交換」(講談社)
「日本の将来と産学連携」(丸善)
など約50、論文・総説など約500編、学術発表約1200件、特許など約100件。
武田邦彦氏のウェブサイト
http://takedanet.com/
以上
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