過日、沖縄の拘置所に収監されているナタから手紙が届きました。
上告趣意書の提出期限が11月15日、国選弁護人は東京杉並の弁護士に決まったとのこと。大麻取締法の違憲性を主張する資料を弁護士に提供してほしいとのことで、弁護士に電話しました。
お名前の漢字からしてご高齢の方だろうと思いましたが、84歳とのこと。
これまでの大麻取締法違憲論裁判の経緯、検察の主張、弁護側の主張、司法の判断、最高裁の思考停止についてお伝えし、論理的にも明解な会話を交わしてから聞いた年齢だけに、ご高齢なのに冴えたものだなぁと、失礼ながら感心してしまいました。
THCからの資料提供について触れたナタの手紙も弁護士の手元に届いていたそうで、大麻取締法の問題点は控訴審の資料を読んで既に理解し、ナタの意向に沿って上告趣意書を書いて頂けるとのことでした。
こちらからお送りする資料については、「今後の勉強にしたいので送り返さなくていいということでお願いしたい」とのこと。無論了解であります。
先生、送り返すのが手間だという臭いがちとしましたが、ぜひ今後の弁護活動にお役立て下さい。
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