「ダメゼッタイ」見直し予算に関する「開示決定通知書」

投稿日時 2007-05-12 | カテゴリ: 厚生労働省との対話

更新が滞っていますが、4月3日に送付した「ダメゼッタイ見直し予算に関する行政文書開示請求」への「開示決定通知書」が木曜日に届きました。詳細文書については再度請求しなければなりませんが、届いた目録?によると、開示決定した文書は以下です。

  • 契約書 平成19年4月2日(覚せい剤等撲滅啓発事業)
  • 平成19年度覚せい剤等撲滅啓発事業の企画等の提出について(平成19年3月8日付け麻覚総第85号)」

一方、「不開示とした部分とその理由」として、次のように書かれています。

「財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センターの薬物情報見直し(予定を含む)に関する文書については、これを作成・取得していないため、不開示とした。」

つまり、天下りダメセンターに委託責任のある厚労省は、昨年来の当方の問いかけに対し、公的に周知されている大麻情報、あるいは薬物情報全般について、その根拠がアメリカ・テキサス州の一反薬物団体が14年以上前に売っていた薬物標本の説明書の翻訳でしかなく、全く科学的・医学的根拠のないものであることを認め、情報が古くて見直しの必要があることまでを認めながら、ダメセンにどのような指導をするか検討もしておらず、丸投げであることを告白しているようなものです。
最低最悪の省庁として悪名の高い厚労省らしい回答、および対応です。責任回避と保身しか頭にない、このような無責任な腐った役人どもが国民の生命に関わる行政を管轄しているのですから、タミフルや薬害エイズやC型肝炎やハンセン病問題など、数々の反国民的なお役所仕事が平然と行われているのも必然なのだろうと思われます。

今回の開示文書の詳細については、CDで取り寄せてから報告します。






大麻報道センターにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://asayake.jp

このニュース記事が掲載されているURL:
http://asayake.jp/modules/report/index.php?page=article&storyid=44