有害サイトアクセス制限

投稿日時 2007-12-11 | カテゴリ: 白坂の雑記帳

報道によると、「総務省、青少年の携帯・PHS利用でフィルタリング機能を原則義務化」らしい。
ワンクリック詐欺とか、犯罪を仕事として依頼したり引き受けたりする掲示板とか、明らかに規制したほうがいいウェブサイトというのはあると思う。やる奴はまた別のサイトを立ち上げるだろうからイタチごっこだろうが、かといって放置して良いことにもならない。だから、特に未成年者が利用する携帯端末に有害サイトアクセス制限の機能を付けること自体に私は反対ではないが、問題は言論の自由との兼ね合いで、現政府や政策に批判的なサイトへのアクセスを制限するようなことがあってはならないだろう。そういうことをしそうな行政だから怖い。
原則義務化されるという未成年ユーザーへのアクセス制限は、どのようなサイトを対象にしているのだろう。どのサイトが有害であると、誰が決めるのだろう。気になる。

当サイトはasayake.jpというドメインを使っているが、どうも当方のドメインを排除している無料ブログのサービスなどがあるようだ。同じパソコンと通信環境から、別のドメインでは登録できるのに、このドメインでは登録できない。運営会社に確認したいと思っているが、個別のドメインについては回答できないとか言われそうだ。

情報が古くて根拠もないことが明白なのに、国民に平然とデタラメな薬物情報を与え続けている「ダメゼッタイ」のサイトこそ、有害サイトとしてフィルタリングの対象にしてもらいたい。


総務省、青少年の携帯・PHS利用でフィルタリング機能を原則義務化
12月10日22時31分配信 Impress Watch


総務省は10日、青少年が保有する携帯電話・PHSで有害サイトアクセス制限サービス(フィルタリングサービス)の導入を促進するよう、NTTドコモ・ KDDI・ソフトバンクモバイル・ウィルコムの4社と電気通信事業者協会(TCA)に対して要請した。これを受け、携帯・PHS4社とTCAは、新たな取り組みを行なうと発表した。

各社による取り組みは、まず携帯・PHSの新規契約時に未成年ユーザーに対して、親権者から申告がない限り、原則的にフィルタリングサービスを適用する。また、既存ユーザーのうち、18歳未満のユーザーについては十分な周知期間を設けた後、親権者からの申告がなければ、フィルタリングサービスを適用する。これにより、未成年の新規ユーザーと18歳未満の既存ユーザーについては、原則的にフィルタリングサービスが義務化することになる。あわせて販売店での対応の徹底も図られる。

TCAでは新規ユーザーへの施策は2007年度内、既存ユーザーへの施策は来夏までに実施する考えを示しており、ドコモもそのスケジュールで進める予定。KDDIは新規ユーザーに対する施策を年明け以降、準備が整い次第行なう方針で、既存ユーザーへの施策は周知期間を経て、来夏の実施を目標としている。また、ソフトバンクモバイルは、できるだけ早期に行なうとしている。

フィルタリングサービスは、特定のサイトをリストアップして、そこにアクセスできないようにするブラックリスト方式と、アクセスできるサイトのみ案内するホワイトリスト方式に分類できるが、各社ともに適用するフィルタをどちらの方式にするか、今後検討していく。

なお、TCAでは、フィルタリングサービスの利用者数を定期的に公表する予定で、2008年4月にも2007年度末時点の数値を発表する。





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