腐敗官僚天国・日本

投稿日時 2007-12-13 | カテゴリ: 白坂の雑記帳

薬害エイズといい、薬害肝炎といい、国民の命をないがしろにして開き直る厚生労働省医薬食品局の体質は、この国の官僚がどこまで腐っているか、いかに国民のことなど考えていないかを、あからさまに物語っている。
過日のニュース番組でも、薬害C型肝炎に苦しむ者の悲痛で切実な言葉を、ふんぞり返って背中で聞く官僚らの横柄な姿が画面に映っていた。
原告たちとの初めての面会のとき、マスゾエ大臣がにこにこして歌でも歌いたそうな顔で現れたのは引いた。原告たちの落胆は深かったに違いない。

堺屋太一さんが、我が意を得たりの解説をされている。

――いろんな問題があります。そういうことを考えると日本の官僚はきわめて優秀でない。国際的にみると競争力がないというんですが、日本の官僚は外国の官僚より相当に劣る、と言われるようになりました。そこで官僚のどこが悪いかということを考えてみますと、まず大きな問題として官僚に倫理観がない、倫理が腐敗している。
(中略)
けれども、もっと大きな問題はこちらです。倫理の退廃。何が良いか分からない、何が良いことか何が悪いことか分からなくなる。これがいちばん問題なんです。
(中略)
じつは、いま日本の官僚はこの倫理の退廃に陥っているのではないか、これが大問題です。

堺屋太一のビデオコラム vol.89 腐敗官僚天国・日本 2007/12/10 [JANJAN]

厚生労働省や防衛省だけではない。司法官僚もまた同じ霞ヶ関のムジナだと思う。




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