Rさんの保釈請求事例

投稿日時 2005-05-09 | カテゴリ: もし大麻で逮捕されたら

交際している彼が大麻所持で逮捕されたRさん。
Rさんは彼の親族と相談し、取り調べが終わって起訴された段階で、弁護士を通さずに彼の保釈請求を行い、彼は無事保釈された。
そのレポートメールを頂いたので掲載します。

先日は突然のメールにも関わらずご丁寧に対応して頂きありがとうございます!
おかげさまで、国選弁護士がつく前に私自身が彼のお姉さんに協力してもらい、保釈申請をしてみたところ、X日深夜に逮捕、20日間勾留ののち、XX日に保釈されました!!
保釈の簡単な流れ
XX日に起訴され、土日をはさみXX日に裁判所(1階14課)に保釈申請を提出。
この際に彼のお姉さんに職場復帰や健康上の理由、さらに身柄引受人の保証など、裁判官宛に、手紙に一筆書いて一緒に書類をとどけました。
XX日の夕方に、裁判所から、お姉さん宛に保釈申請が通ったとの連絡がありました。場合によっては裁判官との面接もあります。今回私達はなかったです。

翌日XX日に朝一番で裁判所へ行き手続きの後、保釈金を入金し(今回の所持量は0.5gで150万希望金額で通りました。100万以下はないみたいです)2~3時間後に保釈されるとの事で、お姉さんと留置所まで迎えにいきました。
午後1時に留置されてた警察署から釈放されました。特に迎えにいかなければならないと言う事はありません。

私は今回起訴される前に裁判所へ行き、保釈申請書、身柄引受人の用紙をもらいに行き14課にいる方にいろいろ聞き、とても親切に対応して頂きました。前もって準備しておくといいと思います。

裁判は6月中旬ですがまだ国選弁護士もついてません。彼は今回のことで自分の仕事や環境をすべて失いました。

今年は彼にとってチャンスがたくさんあったのですが、今回の事で180度人生変わってしまいました。

出て来てからも、周りの目は冷たくて、まるで犯罪者扱いです。確かに今回の事で家族や仲間、仕事に迷惑はかけてしまいました。
でも、誰かを傷つけたり、壊したり、騙したり、危害を加えたわけではありません。
なぜこんなに苦しまないといけないのでしょうか?そんなに大変な罪を犯してしまったのでしょうか?

彼が捕まった地域は4月が麻薬取り締まり強化月間だったみたいで、検挙率をあげるのに警察は必死みたいでした。そんなノルマの対象にされ私たちは人生が180度変わってしまいました。
今、私たちは味わった事のない苦しみと将来への不安を抱えています。

私たちは今も大麻が悪いとは思いません。でもここは日本です。日本の法律が変わらない限り、今回の私たちのように苦しむ方々は増えていきます。
私たちはこの先も、日本で大麻を使用することはありません。使用するものならあの日の悪夢を思い出すでしょう。

このサイトに来てる方々に私たちと同じ苦しみを味わってほしくありません。何のせいでもないこの苦しみは本当につらいですから、、、。

今回の突然の逮捕でこのサイトによってたくさん助けられました。いろいろ大変だとは思いますが、がんばってください。

私は大麻に対する知識が少なかったあまりに動揺することがたくさんありました。身元も明かせない私に親切にいろいろ教えていただき感謝の気持ちでいっぱいです。

私のまとまりのない文章ですが、このサイトに来るみなさんの少しでも力になれたら光栄です。





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