使ったパイプと使ってない肛門と税関の犬

投稿日時 2008-03-15 | カテゴリ: 白坂の雑記帳

卒業旅行で海外に出かけ、帰国した際に税関で危うい目に遭ったという若者からメールをもらった。




初めまして。
実は昨日まで、卒業旅行でタイとネパールに行きました。タイ2日、ネパール2週間でした。乗り継ぎを4回ほど繰り返し、くたくたで福岡国際空港に到着したときでした。犬がウヨウヨ嗅ぎまわっている状況に、何か嫌な予感を感じつつも税関へ、

「荷物だけみさせてもらってもいいですか?」
「どうぞ。」
「後ろも人が多くなってきましたので、別室へどうぞ」

と言われGO。
荷物をひっくり返され、お土産のパイプやボングを怪しまれる。
普通にしまってあった種はノータッチで、1度タイで使用したパイプに犬が反応したと思われ、欠片を鑑定され、大麻反応が出ました。
彼女と2人だったのですが、近くの病院へ体内のレントゲン撮影を頼まれ、時間がないから、任意だからという理由で断りつづけたのですが、起訴するだの、協力してもらう他ないなど言われ、しぶしぶサインしました。

病院の待ち時間で、彼女は疲れと体調不良から泣き出してしまい、私はサインを後悔し、検察官を怒鳴りました。

「彼女は妊娠の可能性もあり、体調も疲労のピークである。私たちは午後から用事があり、家族に遅れる連絡をしていないため、心配されている。これは人権の侵害ではないか?」

しかし、「理解してもらう他ない、すぐに終わりますから」の1点張り。

相当ごねた結果、私から診察へ。彼女も其のあとしぶしぶ撮影へ。
結果は、両方「シロ」。

その後、賠償などはなしの、家まで送ってもらい、タクシー代は浮いたものの、何だか腑に落ちない、不安な気持ちです。

使用した武器を持って帰った私が悪いのですが、今後、名前や記録をマークされていないかなどが心配です。
あと、聞きましたが、肛門の中を検査され、シロだったら金1プンは嘘だそうです。
今は、体内撮影が主流ということで、海外からの持込は大変リスクが大きいようです。
トイレも自由にさせてもらえず、監視がいて、流すことも無理です。
この情報で、用心と最新情報の一貫になれば、幸いです。
ちなみに、成田は唯一、空港内に撮影できる施設があるそうで、すぐに結果がでるそうです。
関西国際は、噂どうり、厳しいということです。

情報提供ということで、文を終えます。




パイプから大麻反応が出たのは危なかったね。当局に目を付けられたと思っておいたほうがいいかもよ。家まで送ってもらってタクシー代は浮いたかもしれないけど、自分で家を案内したってことでもあるし、土産のボングは常習性を疑われそうだし、そのうち狙い撃ちで職質されるかもよ。
「肛門の中を検査され、シロだったら金1プンは嘘」って、そんな肛門の中の話、最初からクサイでしょう。
円高だし、これから卒業旅行で海外に出かける人も多いかと思いますが、持ち込んで発覚すると内定も取消しになりかねません。服に染み付いた匂いにすら犬は反応すると聞いたことがあります。だから、プロは必ず着替えて帰国するって。

お大事に。






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