快挙!「大麻取締法はダメ。ゼッタイ。」が受賞!

投稿日時 2008-04-01 | カテゴリ: 白坂の雑記帳

ミリオン出版のサブカル誌「実話ナックルズX」に連載中の「大麻取締法はダメ。ゼッタイ。」がノーベル文学賞を受賞しました。
以下はその第3回目の原稿です。

今年の3月、国際的な薬物規制について協議する国連麻薬委員会が開催される。1998年、国連は、この先10年で世界から違法薬物の取引を根絶するという壮大な目標を掲げた。3月の会議では「反省と熟慮の年」として、この10年の取り組みが検証される。日本国内でも、内閣府に設置された薬物乱用対策推進本部の新5ヵ年戦略が7月に期限を迎える。

この節目に、私たちは国連と日本政府に対し、大麻規制のあり方を見直すよう提言を出す。厚生労働省の「厄人(やくにん)」は無意味な大麻弾圧を続けている。先進国の中でも日本の大麻規制は異常に厳しい。厚労省が未だにGHQの指令を守り通しているからだ。

私たちの提言に協賛者として、大麻堂の前田耕一氏、大麻問題の専門家である丸井英弘弁護士、元祖フリークスのポンさんこと山田塊也氏、中部大学の武田邦彦教授も名を連ねて頂くことになった。

厚労省大麻情報の根拠は、15年以上前のアメリカ製薬物標本の説明書だ。医学的根拠などなく、その説明書の原本すら残っておらず、厚労省はコピーを持っているだけだ。私達の情報公開請求に対し、厚労省はその情報を隠蔽しようとした。そこで私たちは内閣府の情報公開・個人情報保護審査会に異議申立を行った。審査会は私たちの主張を全面的に認め、厚労省に情報公開をやり直すよう答申した。厚労省のデタラメを内閣府設置の審査会が認めた意義は大きい。

麻薬取締官の本部である厚労省麻薬対策課の厄人を批判しているせいか、どうもしばらく前から内偵されている気配を感じる。5年前、私は嗜好目的で大麻栽培免許を申請し、免許のないまま栽培し、それらをネットで公言し、近畿の麻薬Gメンに捕まった。最高裁まで闘ったが、懲役3年執行猶予5年で終わり、今も私は執行猶予中だ。今回、私たちの情報公開請求に対応したのは、うちにガサに来た麻薬Gメンだった。

だが、断言しよう。勝つのは私たちだ。大麻の真実が勝つ日はそう遠くない。


この原稿を書くしばらく前、昨年の秋から今年の初めにかけて、なんだか鬱陶しい気配を感じていました。THCのような活動をしているので、まあマークはされているだろうし、何か逆恨みしている者がガセネタでチクることも考えられるな、と思っていました。内偵されていたのかどうか事実は分かりませんが、もしされていたなら、何も違法な行為を見つけられずに撤収したのかな、と思っています。が、分かりません。いずれにしても、私は逮捕されての戦いを再び行うつもりはないので、また、THCの代表を名乗っている以上、会員に責任もあるので、法に違反する行為を行うつもりはありません。戦いの道具は現物ではなく、言葉だと思っています。






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