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「大麻取締法被害者センター」の看板を掲げ、相談対応を始めたのは、2004年の４月９日でした。５年目に突入したことになります。現在、相談対応はスタッフのkayaさんに任せきりで、私はやりとりを眺めているだけですが。
「活動履歴」を編集しながら、改めてこれまでの流れを確認し、この先の流れを予見する思いがしました。
先に提出した「提言」の追跡取材、麻薬委員会でのこと、外務省や内閣府や厚労省やダメセンや法務省、検察庁、弁護士会、主要政党や政治家へのアプローチ、海外のNGOとの情報交流、行政訴訟、・・・・
打つ手、打ちたい手はたくさんあり、なかなか思うように進めることができず、隔靴掻痒の水虫感もあります。
４年前、たった１ページだけの「案内」で始めたTHC。
多くの人たちと出会い、力を添えて頂きながら、今は会則を持つNPO/NGOとして在ります。
既に、大麻取締法違憲論裁判でも、厚労省（=ダメセン）といった行政への働きかけでも、十分過ぎるくらいに大麻の事実について論証してきました。医学的にも、社会学的にも、理は私たちにあります。
私たちが望む大麻政策を実現するためには、三権への働きかけだけでなく、今後は、私たちの主張を、大麻を誤解している人たちにどのように伝えていけるか、どのように社会的な共通認識に育てることができるか、どのように世論形成を図れるか、それが取り組みの課題になってくると思います。
５年目。あと何年やれば終わるのか。それは大麻の可能性を活かせる日本を望む私たち次第でもあるでしょう。
引き続き、よろしくお願い致します。
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