昨日はいつもの二倍近くアクセスがありました。Yahooからが多かったようです。国土交通省勤務の公務員が大麻栽培で逮捕された事件をマスコミが日本社会にドバっと流したので、大麻関連の検索自体が増えたのでしょうか。テレビのニュースでは顔写真まで出していましたが、必要でしょうか?
何か大麻絡みの事件があると当サイトへのアクセスも増えます。せっかく来たのだから、大麻取締法違憲論裁判を読んで司法の無機能を知って頂きたいし、大麻取締法を所管する厚生労働省や天下り財団法人麻薬防止センターが大麻の医学的・科学的なデータを持っていない事実などを知って頂きたいと願っています。
また、カナビス・スタディハウスの最近の記事を読んで頂くだけでも、大麻を覚せい剤などと同じ怖い麻薬だと思い込んでいた方の目からは、鱗が落ちるだろうと思います。
大麻が多くの疾病に効果があることは日本ではタブーのようですが、海外の研究機関の報告は、予防医療の観点からも大麻にはすばらしい可能性があることを示唆しています。
現在の馬鹿げた大麻弾圧政策は、間違いなく将来に禍根を残すことでしょう。それは、モルヒネが辿ってきた道に似ているだろうと思います。かつて、モルヒネは恐ろしい麻薬として国民に周知され、今でも多くの人たちがそのような一面的な認識をしているようです。モルヒネには有効な薬剤としての価値がありますが、日本では他の先進国に比べて使用率が低いそうで、厚労省も天下り財団と一緒になって、癌の疼痛治療にもっと使おうゼと言っています。
http://www.dapc.or.jp/info/index.htm
洞爺湖では先進国夏まつりで各国首脳による盆踊り大会があり、晩餐にはミートホープ社製の飛騨牛と、吉野家の冷蔵庫から出てきたブッシュに返す予定だったアメリカ牛、川秀の鰻、中国製餃子、ブラジルから輸入した国産の鶏肉などが饗され、調理したのは吉兆の板前だったので使い回しがあったかもしれませんが、お土産は白い恋人でした。そんななか、北海道では「野生大麻の除去」が続いているそうです。
野生大麻:道内全域で除去始まる /北海道 毎日新聞 2008年7月4日 地方版
成長した野生大麻の除去作業が道内全域で始まっている。大麻はアサ科の一年草で繁殖力が強く、毎年除去を続けても根絶には至らないのが現状。道は自生地を見つけた場合には最寄りの保健所に通報を呼びかけている。
道内では戦前に繊維をとるため栽培した大麻が野生化。現在は大麻取締法で研究用など一部を除き所持や栽培が禁止されているが、インターネットなどで自生地を知って吸引目的で刈り取りに来る人もいる。
道は、医薬品販売業者で組織する道医薬品配置協会(札幌市、長浜博明会長)などと協力し、07年には道内全域で86万1750本を除去した。今回の作業は大麻が種を付ける直前の8月上旬まで続く。【田中裕之】
86万1750本はどこへ消えたのでしょうか。焼却処分したりすると、係の人が大変なことにならないでしょうか。雑草からバイオ燃料を作る実験なども行われているようですが、なぜこの大麻を使おうとしないのでしょうか。
この先、世界にとっても、日本にとっても、農業がとても大きな意味を持ってくるだろうと思われますが、大麻の価値もまた様々な観点から見直されることになるでしょう。それは、政策的に植えつけたモルヒネに対する一面的な認識を改めるマッチポンプの過程にも似ているだろうし、同時に、根拠もなく大麻を弾圧し続けた、反国民的無能官庁と天下り法人とマスコミの罪が暴かれる過程でもあるでしょう。
北朝鮮をテロ支援国家の指定から解除するらしいテロ張本人国家の呪縛から離れ、日本においては大麻取締法の改正案が採択されることが望ましいと信じます。
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