医療大麻と厚労省

投稿日時 2008-07-14 | カテゴリ: 白坂の雑記帳

アメリカの大麻規制は日本より緩いと一般的に思われているようで、確かに医療使用を認める12州や、州レベルでは個人的な利用を非犯罪化しているところもあり、全体としては日本より規制が緩いと言えるかもしれません。が、欧州では個人的に利用する大麻は既に容認状態で、アメリカよりもさらに社会的に許容されています。
日本ではGHQの指令のままに大麻弾圧を開始して以来、ヘロインなどの蔓延に対処する厳罰化の流れで大麻の罰則も強化されてきました。少なくともアメリカでは大麻の医学的・社会学的研究が数々行われてきましたが、日本ではまともな研究は全く行われていません。かつて、厚生省麻薬課の課長は、禁止されているから研究できないと言いました。研究を禁止しておいて大麻が有害であるとプロパガンダしているのです。根拠も何もあったものではありません。
大麻の医療的な価値についても同様です。厚生労働省には仕事中にネットで遊んでる輩が大勢いるようですが、海外の大麻研究事例さえ把握していないのです。それは当方の情報開示請求で明らかになった、同省が所有している大麻についての全情報を見ても明らかです。厚労省には海外の薬物研究について情報を収集する担当者がいるにも拘らず、です。昼間はネットで遊んで帰りは居酒屋タクシーでしょうか。
参照:厚生労働省が持っている大麻情報の全て[情報公開請求への回答]

医療大麻に関するアメリカ連邦政府のデマは「カナビスに医療価値はない」をご参照下さい。






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