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投稿日時 2008-07-23 | カテゴリ: 白坂の雑記帳

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多くの方が、ご自身の闘病経験、いま現在の様子などを発信されていて、胸が詰まる思いがしました。ご健康、ご多幸をお祈りします。

「大麻が癌の疼痛に効く」
これまで取り締まり当局のダメゼッタイ情報でしか大麻についてご存知ない方には、俄かに信じられないかもしれません。
でも、医学的な事実です。大麻には、懲役刑を以って規制しなければならなような危険性はありません。政府が周知している大麻情報は、根拠のない過剰な脅しでしかありません。

もし、逮捕される心配など何もなく、安心して大麻を利用できる社会環境であれば、どれほど多くの人たちが、病の苦痛を軽減することができるだろう。そう考えると、大麻取締法を所管する厚生労働省の反国民的な行政に、改めて憤りを覚えます。

カナビス・スタディハウスには海外の大麻研究について、文献や研究レポートが膨大に翻訳紹介されています。大麻の恩恵を受けた患者たちの証言も紹介されています。

医療カナビス 奇跡の薬草 患者たちの証言
カナビス・スタディハウス


ところが、日本では、大麻を医療的に使うことを大麻取締法で禁じています。厚労省は研究すらも禁圧しているのです。では、厚労省は大麻の有害性についてどれほどのデータを持っているかというと、医学的検証に耐え得るデータなど何も持っていないのです。

参照:厚生労働省が持っている大麻情報の全て[情報公開請求への回答]

しかも、担当部局の医薬食品局監視指導・麻薬対策課には、薬物に関する海外の研究データを収集する担当者がいるのに、です。その担当者に、私は電話でいろいろと参考になる情報を伝え、当の担当者も私たちのサイトを読んだそうです。
ところが、未だに、厚生労働省は大麻の薬学的研究すら禁圧し、マスコミを動員して個人的な栽培や所持を厳しく取り締まり、酩酊作用のない産業用大麻の栽培まで新規の申請は認めないのです。根性の腐った税金泥棒の糞役人と中指を立てて罵る者がいても、誰が止められるでしょう。

なぜ日本の大麻政策がこのような馬鹿げた意味不明の反国民的なことになっているのか。もともとは占領国に仕掛けられた大いなるトリックであり、トラップであると私は思っています。
アメリカは日本に比べて大麻規制が緩いと思われていますが、アメリカは大麻弾圧の総本山のようなものです。敗戦国の日本は総本山以上に馬鹿げた弾圧を続けている状況なのです。アメリカが「Just say No!」と言ったので、日本政府は「ダメ。ゼッタイ。」と訳したのです。アメリカが占領していない国、例えば欧州では、大麻は逮捕するほどの犯罪ではありません。

逮捕された人たちの話 Qさん(フランス人)
逮捕された人たちの話 NCさん(デンマーク人)


大麻は多くの病状に効果があります。ですが、日本では、自分の病を癒す目的の大麻栽培や所持を、懲役刑で禁じています。

厚生労働省は、国民の健康や福祉、幸福など、考えていないのです。

医療大麻の話を持ち出すのは、医療とは関係なく、ただ大麻を吸いたいだけなのに、言い訳・正当化しているだけだ、という、実につまらない、くだらない批判を聞くことがあります。
個人が嗜好用途として使ってもアルコールほどの危険はないし、多くの病に効くことも医学的に明らかなのです。そのような大麻を、医学的根拠もなく懲役刑にするのではなく、その可能性を活かせるように、研究や産業的活用も含め、大麻を社会的に管理しようと私たちは主張しています。

必要とする人、望む人が、安心して大麻を使い、病状を緩和できる日本社会を、私たちは望んでいます。






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