記事の誤り指摘に対する朝日新聞の対応

投稿日時 2008-08-20 | カテゴリ: 朝日新聞の大麻報道との対話

ロシア人力士の若ノ鵬が大麻の所持で逮捕された件、asahi.com(朝日新聞)は「使用容疑でも調べる」と報じました。大麻には使用罪はありませんが、ロシア人には使用罪も適用できるのかと思い、警視庁に電話取材し、広報に確認しました。その場では分からず、折り返しの電話を頂きました。警視庁の広報担当の方によると、「こちらではあくまでも所持で逮捕という発表です」とのこと。「使用容疑でも調べるという報道発表はしていないのですね?」と念を押したところ、「していません」との回答でした。
午前中のうちに朝日新聞社に電話し、asPara(アスパラ)というウェブ担当らしき係の方に話を聞いたところ、新聞紙面では19日社会面(34面)で報じた記事とのことで、内容については広報部に問い合わせて欲しいとのこと。教えて頂いた電話番号に掛け直しました。
朝日新聞広報部の方は、私の指摘について、率直なところ頓珍漢な話をし、録音もしましたが、この電話は当方にとって取材であり、回答や対応も含めて当方のウェブに掲載すると伝えたところ、この電話で話したことは個人的なお喋りなので、それは困るとのことなので、公開をひとまず控えます。記事修正の申し入れについては、記事を書いた記者と部署に伝え、改めて連絡を頂けるとのことでしたが、連絡はありませんでした。23時50分現在、記事も修正されていません。
これまで、産経新聞、毎日新聞、共同通信社に、同様の修正を申し入れたことがありますが、対応の内容や態度は措くとして、朝日新聞の対応が最も遅いようです。
明日も連絡がなく、記事が修正されないようであれば、朝日新聞の認識と対応を明確にするため、広報部担当者の言ったことを掲載します。






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