サンディエゴ郡の議員が合衆国最高裁へ州の医療大麻法を覆すよう訴える

投稿日時 2008-10-23 | カテゴリ: NORML News

カリフォルニア:サンディエゴ郡の議員が合衆国最高裁へ州の医療大麻法を覆すよう訴える
サンディエゴ カリフォルニア 2008年10月23日
州最高裁は、第4地区地方上訴裁判所が判定し、州の条項において容認された、病気などの改善のためにカナビスを使用することは連邦の麻薬規制法と矛盾するものではない、との決定を覆す要求を却下した。

裁判官たちは満場一致で、サンディエゴ郡とサンバーナディーノ郡の役人たちから異議を唱えられた、上訴裁判所の下した裁定の再審議を拒否した。その両方の郡の議員たちは、州法で定められている、州承認の医療大麻患者IDカードの発行を拒み続けている。

この裁判所の決定に続き、サンディエゴ郡のスポークスマンは、彼らの弁護士チームは合衆国最高裁へ再審議を申し出る、と言った。

郡の決定について、NORMLの顧問弁護士Keith Stroupは言う。 "一部のサンディエゴとサンバディーノの向こう見ずで、これが最後のチャンスである奮闘は、政治家たちが法に明瞭さを探すためではない。郡の議員たちの、医療大麻使用への抵抗である" "議員たちの傲慢な態度は、選挙区民に対して無礼であり、納税者たちが払ったドルの酷い無駄遣いである"

2006年、高等裁判所裁判官William Nevittは、カリフォルニア州におけるCompassionate Use Act(*1)の修正により、州は認定患者にIDカードを発行しなくてはならなくなったが、"それは[連邦法との]'明白な矛盾'を生み出すものではない"と裁定した。

第4地区地方上訴裁判所の裁判官たちは、Nevitt氏の判決に賛成する裁決を3-0で下した。
"その[連邦]法は、マリファナ所持に関する犯罪罰則を強制しているものではなく、郡へのカード発行要求はカリフォルニアが犯罪罰則を科さない人々を識別することであり、それで米国規制物質法との明白な矛盾が生じるものではない"

For more information, please contact Keith Stroup, NORML Legal Counsel, or Allen St. Pierre, NORML Executive Director, at (202) 483-5500.

California: San Diego Supervisors Ask US Supreme Court To Overturn State Medical Marijuana Laws
http://norml.org/index.cfm?Group_ID=7730
updated: Oct 23, 2008

(*1) 医師により大麻療法が有効だと認められる深刻な病を持つカリフォルニア州民の医療大麻使用を認めた法。
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翻訳:のの
なんでこの2つの郡はこんなに頑固なのでしょうか?





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