Sat, 11 Nov 2006 01:58:58 +0900
以前主人の大麻取締法違反事件で相談させていただいた大山恵子です。大変ご無沙汰しております。
昨日、主人の控訴の結果が出ました。
結局控訴棄却という結果になってしまいました。
一審で実刑8ヶ月の判決でしたので、その判決内容で決定ということになるのだろうと思います。
ただ、現在主人は保釈がきいていますので裁判後すぐに拘留ということにはならず、いったん自宅に戻ることは出来ました。判決内容が決定するまで2週間ほどの猶予があるようです。
さらに上告という選択肢も残されているようですが、私自身も公判を傍聴しましたがこれ以上の減罰は難しいという印象でした。
本当に不本意ですがこの判決に従うしかないと主人と話し合い結論を出しました。
あと二週間ほどで主人は服役囚となってしまうことになりました。
裁判では●●先生に警察の不法捜査や家族がいることでの情状酌量を再度訴えていただきましたが、こちらの言い分は全く聞き入れられませんでした。
逮捕の際、主人は所持品検査を拒否したらしいのですが(主人に対する逮捕状ではなく同僚に対する逮捕状で来た警察にたまたま居合わせただけでしたので)警察が勝手にポケットに手を入れたり、最初に見つかった空の袋(大麻はほとんど残っていなかった様です)の予試験でも「検査薬は大麻に反応して二色に分かれる」と説明を受けたのに結果は二色に分かれず、それでも警察は「これは大麻だから他のポケットも調べる」と押し切ったそうです。
さらに、調書では予試験を行なった警官の名前が前後で違う人物のものになっていたりととてもずさんなものだったので、●●先生にも「この調書には信憑性が無い」と主張していただきましたが、裁判官には「不法捜査に関しては調べる考えはありません」の一言で終わらされてしまいました。
主人は調書で「大麻は友人から譲り受けた」といったようですが、この友人が暴力団関係者だったために「暴力団関係者と密接なつながりがある」と決め付けられてしまい(実際は数年ぶりに会っただけなのに)、さらにその友人にも娘がいるために「娘に誕生日プレゼントを買うように」といって渡した3万円が「大麻を購入した」という形にされていて、そのことなどが実刑判決に結びついてしまった要因だったようです。
娘は大変主人を慕っておりますのでこの先主人が1年近くも不在になってしまうことで、娘がどれほど傷つくかを考えると悔しい気持ちで一杯です。
白坂様にも助言をいただきここまで参りましたが、大変残念な結果になってしまいました。
今までどうもありがとうございました。
あとはもうどうすることも出来ないので、主人が出所するまで娘と歯を食いしばって何とかやっていくしかないと思っています。
ご報告までにメールさせていただきました。大変長い文章になってしまい申し訳ありません。
もし他の方のお役に立つようでしたら匿名で主人の裁判内容などはHP上で公開していただいても構いません。
それでは、失礼いたします。ありがとうございました。
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