カリフォルニア:州知事が医療大麻患者に対する雇用差別を容認
サクラメント 2008年10月2日
共和党の州知事、アーノルド・シュワルツェネッガーは、州により使用を認定された医療大麻の患者達が、職場の外で大麻を使用して解雇されることを防ぐ目的の法案を拒否した。
議会で下院議案2279として承認されたその議案は、雇用者が、州法により医療大麻使用を認められた者を差別することを、違法と明言するものである。
その法案は、2008年1月のカリフォルニア州最高裁判所の、雇用者は医療大麻使用者を労働時間外の大麻使用を理由に解雇できる、という判決を覆すためのものである。
「この議案は、安全重視の職業ではない、資格ある医療大麻使用者達を雇用差別から守るためのものです。しかし、私は彼らが大麻使用に関連して、雇用決定に口出しされることを懸念しています。」「雇用保護は1996年に通過したイニシアティブ(国民発案)の目的ではなかったはずです。」シュワルツェネッガー知事はそう言明する。
カリフォルニアNORMALのコーディネイター、デール・ジーリンジャーは知事の拒否に対し、「提議215の目的は、大麻を他の合法医薬品と同等に扱うことではなかったでしょうか」と批判する。
更なる情報は、カリフォルニアNORMALのコーディネイター、デール・ジーリンジャー
まで。電話(415)563―5858 もしくはNORMAL副理事ポール・アーメンターノまで。Updated 2008年10月2日
California: Governor Permits Employment Discrimination Of Medi-Pot Patients
October 2, 2008 - Sacramento, CA
http://norml.org/index.cfm?Group_ID=7715
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翻訳:東
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