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                       11月8日のTBS「ニュースキャスター」で、元麻薬取締官、現ダメセン指導員の浦上厚氏が述べた、大麻が凶暴性を引き起こすという発言の根拠について、ダメセン責任者の天下り専務理事の説明は以下の通り。  
                      
 
以下は書き起こし 
 
Q「お忙しいところすいません。私、大麻取締法変革センターの白坂と言いますけれども、先日の土曜日に、そちらで指導員をされている浦上さんという方がテレビにお出になっていまして、大麻が凶暴性を引き起こすとおっしゃっていたんですけれども、その根拠を教えていただきたいと思いまして電話をしたんですけれども」 
 
冨澤「それは私の方ではお答えできません」 
 
Q「それではその指導員の方のご連絡先を教えて頂きたい・・・」 
 
冨澤(当方の言葉を遮って)「そんなことは、そんな個人情報は無理です」 
 
Q「どこかに所属されているわけではないんですか?」 
 
冨澤「はい」 
 
Q「浦上さんとご連絡を取りたいんですけれども」 
 
冨澤「私どもでは紹介できません」 
 
Q「そしたら、そちらの指導員として出ているわけですから、浦上さんがおっしゃっていった大麻が凶暴性を引き起こす危険があるということの根拠を教えて頂きたいんですけれども」 
 
冨澤「それは私がお答えすることではないと思います」 
 
Q「じゃあどなたにお答えいただけるんですか?」 
 
冨澤「お答えする人はいないかもしれませんが、私ではありません」 
 
Q「あなたはそちらの責任者でしょう?」 
 
冨澤「だから?」 
 
Q「あなたはそちらの責任者の方ではないんですか?」 
 
冨澤「そうですよ」 
 
Q「そしたら責任者として対応して頂きたいんですけれども」 
 
冨澤「いやそれはできません」 
 
Q「どうしてですか?」 
 
冨澤「なんで必要があるんですか?あなたは大麻に害がないと主張されてるのかもしれないけれども」 
 
Q「私がどう主張してるかということではなくて、事実を確認したいんです」 
 
冨澤「ですからあなたが主張しているからでしょ?」 
 
Q「私が主張してるかどうかは関係ないでしょう。おっしゃっていることが事実かどうかということです」 
 
冨澤「それをなぜあなたが当該本人に確認せないかんのですか?」 
 
Q「嘘の情報を垂れ流されては困るからです」 
 
冨澤「嘘だと言うのはあなたのご主張でしょ。あなたの主張がなければ嘘もホントもないわけですよ」 
 
Q「私の主張とかかわらず・・」 
 
冨澤(当方の言葉を遮って)「いやあの方は、あの方の学んできて思ったことをしゃべられたわけでしょ」 
 
Q「思ったことを喋っているその根拠を・・」 
 
冨澤(当方の言葉を遮って)「学んでこられたことを喋ってるわけでしょ。それをあなたが主張してるから嘘だとあなたはおっしゃるわけでしょ」 
 
Q「いや嘘だって言ってません、根拠を教えてくださいって言ってるんです」 
 
冨澤「でも私は紹介できませんから、そういうことを申し上げてるんで」 
 
Q「そちらの指導員の方ですよ」 
 
冨澤「指導員としてはお願いしてますよ、キャラバンカーに乗って子供達に説明することをお願いしてますよ」 
 
Q「そちらで運営されているキャラバンカーに乗って、大麻には凶暴性を引き起こす可能性があるとかっていう教育をしてるわけですよね?」 
 
冨澤「何かおかしいですか?」 
 
Q「それは国民の税金から補助金がそちらに行ってやってる活動ですよね?」 
 
冨澤「だから何がおかしいんでしょうか?」 
 
Q「おっしゃっていることが事実かどうか確認をしたいと言ってるんです。根拠を教えてくださいと話してるんです」 
 
冨澤「なぜあなたが聞くと根拠が分かるんですか?それが事実かどうかということをなぜあなたが聞かなければならないんですか?私はそれには協力できません」 
 
Q「どのような根拠でおっしゃっているのか聞いてるんです」 
 
冨澤「それはあなたが勉強されればいい話でしょ」 
 
Q「私が調べた範囲ではないんです・・」 
 
冨澤(当方の言葉を遮って)「それはあなたの主張でしょ」 
 
Q「私が・・」 
 
冨澤(当方の言葉を遮って)「いずれにしても私はお答えしませんし、ご紹介はいたしません」 
 
Q「じゃあ言いっぱなしってことですか?根拠も示さずに。そちらのダメゼッタイホームページだって根拠がないっておっしゃってるんですよ、前任の糸井さんも含めて」 
 
冨澤「そんなこと言ってませんよ」 
 
Q「言ってますよ。録音もありますよ」 
 
冨澤「それは糸井が申し上げたとすれば糸井の解釈はあるかもしれません」 
 
Q「じゃあ、あなたは関係ないってことです?」 
 
冨澤「はい」 
 
Q「後任の方でしょ?」 
 
冨澤「はい」 
 
Q「で、後任のあなたとしては今の情報が正しいと思ってらっしゃるんですか?」 
 
冨澤「現時点では正しいと思ってますよ」 
 
Q「今出ている情報がですか?」 
 
冨澤「はい」 
 
Q「え?年内には更新するとおっしゃってましたよね?」 
 
冨澤「更新しますよ。情報については全て見直しましたから。ただそれはあなたのおっしゃる通りに見直したわけではないんで。私はあなたのおっしゃることに従って見直しなんてしませんからね」 
 
Q「見せて頂いてからでないと分かりませんけどね、ただ少なくとも今出ているものについては全然根拠もないと糸井さんもお認めになってるんですよ」 
 
冨澤「そんなこと知りません」 
 
Q「無責任じゃありませんか?あなた元官僚でしょ?引き継ぎしてないんですか?」 
 
冨澤「あれが正しくないなんて引き継ぎはしてませんよ」 
 
Q「根拠がない・・」 
 
冨澤(当方の言葉を遮って)「そんな引き継ぎはありませんよ。直してないんですから鮮度は古いですよ。ただ根拠があるかないかってことは別問題ですよ」 
 
Q「根拠がないっておっしゃっていたんですよ」 
 
冨澤「それは糸井の個人的見解でしょ」 
 
Q「じゃああなたは根拠があるとおっしゃるんですか?いま出してらっしゃる情報に根拠があるんですか?」 
 
冨澤「当時作ったものですから作った根拠があったと思いますよ」 
 
Q「あったと思うじゃ困るんですよ。じゃあその根拠を示してください」 
 
冨澤「あなたに示す必要はないし、示すつもりはありません」 
 
Q「国民に税金で周知している情報が、なんで説明する必要がないんですか?」 
 
冨澤「なんでですか?」 
 
Q「おかしいでしょう、言ってることが。国民の税金でやってる事業ですよ。あなた天下りで元官僚でしょ、責任者でしょ、そちらの。根拠を示してください、根拠を」 
 
冨澤「税金で動いているわけではないですよ」 
 
Q「ダメ絶対ホームページっていうのは公的な情報でしょう」 
 
冨澤「税金で作ったわけじゃ、動いてるわけじゃないです」 
 
Q「一昨年度までは税金でやってたんです、あれは。厚生労働省の指導を受けて。ホームページにも書いてあったんです、そうやって」 
 
冨澤「18年度までね」 
 
Q「そのまま変わってないんですよ。厚生労働省の担当者だって直す必要がある、根拠はないって言っているんです」 
 
冨澤「それは私聞いてませんから」 
 
Q「じゃああなた根拠があるってんだったら根拠を示してくださいよ」 
 
冨澤「書いてあるから根拠があるんだろうと思うだけですから」 
 
Q「思うだけじゃ困るんですよ。責任者でしょ?責任者として根拠を示してください」 
 
冨澤「いやです」 
 
Q「いやです?」 
 
冨澤「うん。必要があると思いませんから」 
 
Q「根拠を示す必要がないんですか?国民に周知している情報について、薬物情報について根拠を示す必要がないんですか?じゃあ嘘でもいいってことですか?」 
 
冨澤「そんなこと言ってません」 
 
Q「じゃ根拠を示してくださいよ」 
 
冨澤「示しません」 
 
Q「どうしてですか?」 
 
冨澤「必要あると思いませんから」 
 
Q「必要があるかないかあなたが判断することじゃありませんよ」 
 
冨澤「あなたが判断することでもない」 
 
Q「根拠がないってことをお認めにならないってことですか?」 
 
冨澤「じゃあないってことを示していただけますか?」 
 
Q「もう要望書とかも出してるんですよ、検証して。医学的な検証出してるんですよ、そちらに。それもご存知ないってことでしょ?ほったらかしで。ダメ絶対ホームページには根拠があるんですか、医学的な」 
 
冨澤「お答えしません。」 
 
Q「医学的な根拠はあるんですか、ないんですか?」 
 
冨澤「押し問答ですから切りましょうか。私お答えしませんし」 
 
Q「分かりました。じゃあこの情報も含めて録音を出させて頂きますので」 
 
冨澤「はい」 
 
以上の通り、11月8日のTBS「ニュースキャスター」で、元麻薬取締官、現在は(財)麻薬・覚せい剤乱用防止センターの指導員として、キャラバンカーを使って子どもたちに薬物乱用防止教育を行っている浦上厚氏が述べた、大麻が凶暴性を引き起こすという話は、浦上氏がそう思っているだけに過ぎないことが、浦上氏が所属するダメセンの無責任な責任者、天下り渡り専務理事・冨澤正夫氏の証言で明らかになった。 
 
取材音源:motherfucker081111.wma/8分18秒(1.94MB) 
 
  
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