麻生首相の「KY」は「漢字が読めない」の略

投稿日時 2008-11-08 | カテゴリ: 白坂の雑記帳

確かに漢字は難しい。私自身、初めて目にする地名など、漢字の読みが分からない場合が多々あるし、長年思い込んできた読みの間違いに気が付いて恥ずかしい思いをすることもある。
だが、麻生首相の演説を聴いていると、平均的な日本人よりも漢字の読みを知らないのではないかと疑いたくなる。

ビデオニュースでも、麻生首相が「前場(ぜんば)」を「まえば」と言い、「有無(うむ)」を「ゆうむ」と読んだ話が失笑交じりに紹介されていた。私がテレビやネットの麻生演説で気が付いた誤読?だけでも、「詳細(しょうさい)」を「ようさい」、「踏襲(とうしゅう)」を「ふしゅう」と読んでいた。

麻生首相は新聞を読まないらしい。マンガばかり読んでいて、国際政治は「ゴルゴ13」で勉強しているというジョークも聞いた。が、ひょっとすると、ジョークではないのかもしれない。クレー射撃でオリンピックに出場した経験を持つ麻生首相は、狙撃の名手ゴルゴ13に自らの姿を投影していたりして。

「KY(空気を読まない)」と揶揄された首相もいたが、麻生首相の「KY」は、「漢字が読めない」の略のようだ。ビデオニュースによると、麻生首相の所信表明演説や「文藝春秋」の論文は、朝日の記者が書いたらしいが、漢字の読み方の誤りを教えてあげる人はいないのだろうか。「太郎ちゃん、マンガばかり読んでいないで、少しは勉強もしなさい」と。

参照:ビデオニュース・ドットコム/解散回避に見る日本の政治とメディアの現状





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