週刊朝日 1月2-9日合併号【今週のマスコミよかった大賞】

投稿日時 2008-12-23 | カテゴリ: 今週のマスコミよかった大賞

週刊朝日それでは、今週のマスコミよかった大賞。
今週のマスコミよかった大賞は、間違いなく週刊朝日の記事、『昨今の大麻「摘発ブーム」に背後関係はないのか』です。
尊敬する麻枝光一さんの文が記事として載るだけで賞賛に値します。この4分の1ページの記事だけで、今週の週刊朝日購入する価値大有りです。できれば、来年はできれば6ページくらいの特集がみたいです。
今年後半は大麻ブームというほどに、大麻バッシングが激しかったですが、それに抗する水谷先生の言うところの合法論者の肯定意見も少しづつ、世間にアピールできてきたと思います。
この流れは止まることなく、来年はもっと花開くものと思います。

で、この記事でいいのは、将来の解禁も視野に入れ、「大麻」を独占したい人たちの思惑があるのではないかというところ。将来の解禁も視野に入れです。5年前ならこうは言えなかったんじゃないでしょうか。もう現実的にはそういう流れにあるということでしょう。

日本などは、完全な後進国で、海外では流れはより顕著です。チェンジを叫んだオバマのアメリカでは、この記事にある医療大麻では先進国で、カリフォルニアだけで大麻を供給するディスペンサリーが400もあるといいます。オランダのコーヒーショップが700であることを考えると爆発的なひろがりじゃないでしょうか。来年オバマが大統領として登場した時、毎年70~80万人の逮捕者を出してるアメリカの大麻迫害政策も大きく変るでしょう。人的にも税金的にもすごく無駄なことだと子どもでもわかるからです。では、誰にとっての得な政策だったのでしょう。現代の不正が次々と明らかになってしまう世の中では、大麻バッシング政策のほころびも、それどころか本質悪すら、世に明らかにされ始めているのです。

そんななか、日本のマスコミは眠っているのか、警察権力あるいは国家権力に抗することができないのか、事実に目を開こうとせず、流れをあえて感じようとしないでいるようで、こっけいであり、マスコミ不信を生んでいくと思います。

主要マスコミの中では、私のみるところ、週刊朝日のみ目をひらきはじめ、本来のマスコミの役割を果たそうとしています。来年他のマスコミが追随するなかで、勇気をもって先陣を切った週刊朝日は確実に評価されるでしょう。

ところで、麻枝さんの言うように日本国家権力が大麻独占のために大麻危険思想を植えつけようとしているのでしょうか。それなら、まだ日本という国にもしっかりした政策もあるんだなとある面安心なのですが、私は日本の場合、もっとおばかな話し、法律があるから、ただそれだけで毎年2000人もの人を牢屋へおくり、その社会に不幸を築き、産業や医療への多大な貢献の可能性を摘み取っているのではないかと思います。その大麻取締法も今、急速に変ってるアメリカが作ったものなんでけどね。

(編集部注)サルパラダイスさん紹介の記事は『ニッポンの争点09』という特集に、『大麻「摘発ブーム」背後関係はないのか 麻枝光一』として掲載されています。また、大麻取締法に疑問を投げかけている武田邦彦中部大教授が『エコブームを口実にした「原発拡散」を注視せよ』とコメントされています。





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