ウイリー・ウォーテル

ロゴと名前の由来


ウイリー・ウォーテル・ワークショップは会員制クラブとして発足し、仕事場と道具を共用して何でも好きなことをできる場所として始まりました。会員たちは、自転車を修理したり、ペイント・ブラシで塗装したり、芸術作品を制作したりしていました。

ウイリー・ウォーテルの着想のもとになったのは、ディズニーのドナルド・ダックに出てくるギオ・ギアルーズとして知られるキャラクターです。余り知られていませんが、ドナルドと彼の金持ちの爺さんののために気の利いた道具を次から次へと作り出す発明家です。このキャラはオランダやヨーロッパ諸国ではとても人気がありました。


彼はいつもランプを手にしていたのでマリファナの栽培をやっているような感じがして、店のオープニングの招待状のキャラに使いました。しかし、当然のことながら、ギオ・ギアルーズという名前やジョイントをくちばしにくわえさせたようなキャラをそのままロゴに使うわけにはいかないので、別のものを考えました。

オランダでは、ちょっとした発明家とかイノベーターのことを「ウイリー・ウォーテル」と呼んで普通に使われているので、クラブの名前を ウイリー・ウォーテル・ワークショップ とすることにしたのです。私たちは自分たちのワークショップ、つまりコーヒーショップ・プロジェクトそのものが革新的だと考えていたからぴったりの名前でした。

また、ウォーテルというオランダ語には「人参」の意味でもあったので、カナビスと組み合わせた新たらしいロゴも作り出しました。このロゴは現在も使われています。1998年には商標登録も行いました。


1991年に作られた人参にウイードの葉が付いたオリジナルのロゴ。

ロゴを印刷したステッカーは、自動車、スクーター、自転車、街灯、信号機など至る所に貼られ、ハーレムばかりか、オランダ中のあちこちで見かけることができるようになりました。また、マグカップ、Tシャツ、バナー、灰皿、ライターから、わがサッカーチームまでこのロゴを使っています。

ワークショップの店頭にはウイードの葉のデザインを使用することは禁止されていたので、このロゴを使うことはできませんでしたが、幸い、新しいビルに引っ越してウイリー・ウォーテル・シンセミラになってからは大丈夫になりました。


これはウイリー・ウォーテルがデザインした歴代のライターのコレクションです。デンマークのクリスチャニアの友人が使っていた 「ハードドラッグにNOと言おう」 という標語を借用したものもあります。

ステッカーはとんでもないところにまで貼られて・・・


ハールム警察のバン


別のハーレム警察のバン


サンフランシスコ警察暑のパトカー


別のパトカー


イギリスの新聞販売スタンド


オーストラリア、ニンビンのコーヒーショップ


もちろん人参を使っても吸うこともできます・・・

ノル・ファン・シャイク


http://www.hempcity.net/cannabisshops/sinsemilla/wwwlogoandname/index.html