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カナビス・クッキング・おばあちゃん
Source: PA News
Pub date: Jan 25, 2005
Subj: Cannabis-cooking Granny Defiant Despite Being Bust
Author:Rod Minchin
白髪にメガネ。台所をこまめに動き回るおばあちゃんのパトリシア・タブラムさんはとてもドラッグ・ディーラーには見えない。しかし、自作のハーブ・クッキーやキャセロールやスープがご自慢のこの快活な66才の老人は、地元のノーサンバーランド州ヘクサム近郊のハムシャーで供給目的にカナビスを所持していたことを認めている。
昨年、おばあちゃんは人からカナビスを教えられてドラッグ入りの料理を作り始め、村の近所の人たちや友人たちに提供してきた。今日、人里離れた別荘の居間を訪れた取材記者たちに、タプラムさんはこの大胆不敵な行動について話をしてくれた。
「うつ病と首や背中の痛みに悩まされていたんだけど、寝て朝起きてみたらとっても調子よくなっていたの。
最初は何を食べてそうなったか分からなかったから友だちに尋ねたら、みんなはそれがカナビスのせいだと言うのよ。
でもわたしゃ煙を吸うのが苦手なもんで、料理しても食べられると教えてもらったわけ。」
早速、隠れて、違法なハーブを使った料理を定期的に友人たちに提供するようになった。だが、ノーサンバーランドの警察は、タブラムさんが別荘で独特のかおりを漂わせて何かやっているという情報を得て5月と6月に家宅捜査を行い、屋根裏で栽培していた31本のカナビスとテーブルのそばにあった1本を押収した。最後の1本はタブラムさんが指摘するまで捜査官の気づかなかった。
「警察が来たから家に入れたの」と言う。「警察官は、納屋でカナビスを栽培しているだろ、と言って探しに行ったけれども見つけられなかったのよ。だから屋根裏に行ってみたらと教えてあげた。お茶とビスケットもごちそうしたわ。」 絶対禁酒論者のおばあちゃんは続けて「警察に連れて行かれる途中、あんたはヘックスハムで最大の犯罪者になるだろうと言われたわ。」
椅子に腰掛け直したタブラムさんは友人たちに、新聞に出るから有名になるかもと電話した。隣りの人には 「そのおばあちゃんがわたしなのよ」 と言った。ドアがノックされて開けてみると、様子を見に来た別の友人だった。
名前は明かしたくないという20代の青年は 「彼女のことをドラッグ・ディーラーなど呼ぶのは全く馬鹿げている」 とって言っていた。「警察や裁判所の扱いは気違い沙汰だ。66才の彼女がドラッグ・ディーラーと分類されたのですよ。警察は彼女をいじめるのにここらのコカイン・ディーラーには何もしないくせに。」
昔シェフだったタブラムさんはレシピからは違法なハーブを除いたが今でも、チキン、パイ、カレー、ビーフ・キャセロール、チョコレート・ケーキ、ビスケットなどの料理を続けている。また BBCによると カンビスの料理本の出版も準備しているそうだ。
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