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カナビス煉瓦で住宅難解消を

南アフリカ

Source: Independent on line, South Africa
Pub date: Wednesday, May 4, 2005
Subj: 'Cannabricks' could ease SA's housing problem
Web: http://www.iol.co.za/


ケープタウン発。南アフリカの住宅難をヘンプで克服しようとしている住宅開発業者が、政府を相手にダッガ(カナビス)の合法化を求めて憲法裁判所に提訴した訴えが門前払いされずに受理された。 「これで今年中に裁判を始められる公算が大きくなりました。」とアンドレ・プレシスさんは語っている。

ヘンプはダッガ植物の茎の繊維からとれるもので、ロープや強靭な布、板、紙などの製品を作るのに利用されている。

プレシスさんによると、世界37ヶ国180都市で5月7日(土)に行われるマリファナ・マーチにケープタウンも参加して、ダッガの様々な利用法に焦点をあて、キャンペーンを通じて住宅や農業など産業用ダッガの禁止法を終わらせることを訴えることにしているという。

プレシスさんは、南アフリカではダッガの禁止されているのでコストが高く膨大な住宅供給不足が生じており、ヘンプを利用して低価格の住宅を建設したい、と述べている。

さらに、アフリカでのダッガには5000年の歴史があり、現在でも田舎や土地の痩せた地域ではダッガ農業が行われている。こうしたことを認めて合法化することが重要だとして、「これを機会に住宅大臣に合法化という解決策を求めたい」 と語っている。

南アフリカでは、ダッガ(一般名、カナビス)は1909年に禁止されたが、現在は世界でも有数のダッガ生産国になっており、地元特有の種類で年間12万ヘクタールの栽培が行われている。

マリファナ・マーチでは、建設と農業でのヘンプの利用によってエコロジーに配慮した持続可能な開発を確保する、という方法の正当性を訴えた声明文を住宅局の代表に届けることになっている。

o This article was originally published on page 4 of The Mercury on May 04, 2005