From Hempire Cafe

カナビス生産25%急増

国連薬物犯罪局(UNODC)、2003年の推計

Source: News24, Cape Town
Pub date: 30 Jun, 05
Subj: Cannabis production up 25%
Web: http://www.thehempire.com/pm/comments/P/3771_0_1_0/


この水曜日に発表された国連薬物犯罪局(UNODC)の2005年世界ドラッグ報告書によると、世界で最も広く使われているストリート・ドラッグであるカナビスの生産がこの1年で25%も急増している。

2003年には1億6100万人がカナビスを使っており、その数は全世界の15〜64才の人口の4%に相当し、マリファナとハシシを合わせたカナビスの生産量は、2003年は、前年の3万2000トンから増加して4万トンになった。

カナビス・ハーブの生産は各地に 「極めて広く分散」 しているが、カナビス樹脂であるハッシシの生産はモロッコが中心となっており、ハシシの最大市場であるヨーロッパで消費される全体の80%を供給している。

最も広く流通しているドラッグであるカナビス・ハーブの押収量は2003年に再び増加し、5845トンに達している。その58%が北アメリカで、26%がアフリカになっている。

カナビス樹脂の押収量も2003年は過去最高の1361トンになっているが、その70%が西ヨーロッパで占められている。

UNODCの101の参加国のほとんどが、2003年にはカナビスの使用が増えたと感じている。また、報告書によると、「学生の間では、アメリカやオーストラリアでは横ばいだが、ヨーロッパでは増加している。」