オランダ・アムステルダム市の警察官

勤務時間外のカナビス使用禁止に反発

Source: Daily Mail
Pub date: 15 Dec 2007
Subj: Dutch police complain it is their right to smoke cannabis while off-duty
http://www.ukcia.org/news/shownewsarticle.php?articleid=13076


リベラルなドラッグ政策で有名なオランダの首都アムステルダム市警察では、来年から、勤務外時間であってもカナビスを吸うことを禁ずる新しいルールが運用されることになっているが、警察官たちはこれに反発している。

アムステルダムの警察官たちは常日頃から、社会の 「良き道徳の手本」 にならなければならないと訓辞を受けている。

禁止ルールは来年の1月1日から発効することになっているが、公務員に勤務外でのドラッグの使用を禁じるのはオランダでは初めてのことになる。

アムステルダム市警察署協議会のフランク・ジッタ委員長は、「いままでは、警察官に禁じられているのは、ストーンしたりアルコールに酔って職場に出てくることだけだったのですが、これからは、常時に警察官として振る舞うことを求めているわけです」 と語っている。

「これは、勤務時間であっても勤務外時間であっても、カナビスを吸ったり過度に飲酒してはならないという意味です。」

一方、オランダ警察ユニオンのハンス・ファン・デュイン代表は、「ユニオンのメンバーの多くがこの措置に対して反対しています」 と話している。

「われわれは1日24時間分の給料をもらっているわけではありませんから、自由な時間に何をやるかについては各自が自分で決めるべきことです。」