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Source: The UKCIA News Blog 普通、違法ドラッグに不純粋が混じっていても特に驚くことでもないが、カナビスにバイアグラのような物質が混じっているとしたらどうだろうか？ オランダのユトレヒト近郊にある国立公衆衛生環境研究所のデ・カステ研究員のチームは、ユトレヒトの路上で 「カナビス添加剤」 として売られて警察に押収された液体を分析したところ意外な成分を検出した。 発見されたのは、ホモシルデナフィル(HS)と硫黄ホモシルデナフィル(THS)と呼ばれる物質で、バイアグラとして市販されているシルデナフィルと同じ種類に属する成分だった。これらの化合物はどれもが、平滑筋を収縮させる酵素を抑制してペニスの血管を押し広げ、血液の流れを増やす働きを持っている。 デ・カステ研究員は、カナビスにＨＳやＴＨＳを添加する理由がよく分からないがとしながらも、精神活性成分の吸収を促すためか、またはカナビスを使えば性精力が増すと客に思わせるためではないかと推測している。 シュミレーター実験では、ＨＳとＴＨＳ入りのカナビスを燃やして煙にしても成分は破壊されないことが示されている。だが、そうした「勃起薬」や燃えて生成される成分を吸引した場合に、健康にどのような影響があるのかは分かっていない。 |
