Weekly News


ゾグビーの全国世論調査

72%が医療カナビス施設への

強制捜査を止めるべきだと回答


大統領選挙期間中、オバマ候補は、州法で認められた医療カナビス施設に対する連邦の強制捜査は終結させるといっていましたが、オバマ大統領はその約束をどうすべきだと思いますか?

Source: NORML Weekly News
Pub date: 5 Feb 2009
Zogby Poll: Three Out Of Four Voters Oppose DEA's Medical Marijuana Raids --
Agency Continues To Bust State-Authorized Pot Dispensaries Despite President's Promise To End Federal Raids
http://www.norml.org/index.cfm?Group_ID=7798


2009年2月5日 - アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス発

連邦麻薬取締局(DEA)は、今週もカリフォリニアの医療カナビス・ディスペンサリーの強制捜査を行い商品のカナビスと現金を押収したが、NORMLの依頼を受けてゾグビー・インターナショナル社が全国の1053人の有権者を対象に実施した世論調査では、およそ4人中3人が、バラク・オバマ大統領は選挙で公約した医療カナビス施設に対する強制捜査の中止を実現すべきだと考えていることが明かになった。

調査を受けた72%の人が、オバマ大統領は「州法で医療カナビスを合法化している13州の供給施設へ対する連邦の強制捜査を止めるべき」 だと回答し、強制捜査を継続すべきだとした人はわずか21%だけだった。

大統領選挙キャンペーンでオバマ候補は、司法省のリソースを州の医療カナビス法の無力化のためには使わないと 公約している

2週間前にオバマ大統領が就任して以来、DEAは、少なくともカリフォルニア州とコロラド州で州の認定を受けた7軒のカナビス・ディスペンサリーを 強制捜査している。また、この水曜日には、州や地元の警察の協力もなしに、ロサンゼルスの本拠とする4軒の医療カナビス・コレクティブを捜査している。誰も逮捕されなかったものの、カナビス、現金、帳簿、コンピュータが 押収されている

NORMLカリフォルニア支部のデール・ギーリンガー代表は、最近の強制捜査について 「合法的な海賊行為」 だと批難している。ロサンゼルタイムス などの主要マスコミも、こうしたDEAの行動に対して批判する記事を掲げている。

今回のゾグビーの調査結果について、NORMLのアレン・ピエール事務局長は 「72%ものアメリカ人が、もう十分過ぎるほどたくさんだと言っているのです。州が認めた医療施設に対するDEAの冷淡で悪意に満ちた行動が終わることを見たいと望んでいるのです。今こそ、オバマ大統領は公約をまもって、DEAの倫理破綻した行為を止めさせるべき時なのです」 と話している。

昨日のこの談話から1日たった今日になって急展開が起こった。ホワイトハウスのニック・シャピロ広報担当官は、本日の ワシントン・タイムズ で、「大統領は、連邦のリソースを州の法律を無効化するためには使うべきではないと強く考えています。現在、連邦政府のすべての担当高官の指名作業を進めていますが、各高官にはこのことを念頭において政策を見直すように求めています」 と語っている。

ゾグビーの調査は、2009年1月29日から31日にかけて行われた。結果のエラーマージンは、±3.1%となっている。

For more information, please contact Allen St. Pierre, NORML Executive Director, at (202) 483-5500, or Dale Gieringer, California NORML Coordinator, at (415) 563-5858.

Additional information is available online at: http://www.canorml.org or http://www.canorml.org/news/obamaraids.html.