イギリス politics.co.uk の読者調査

カナビス再分類への怒りが渦巻く

Source: CannaZine Cannabis News
Pub date: 11, Mar 2009
politics.co.uk poll reveals anger at cannabis law
Author: politics.co.uk staff
http://cannazine.co.uk/cannabis-news/united-kingdom/
politics.co.uk-poll-reveals-anger-at-cannabis-law.html


politics.co.uk が読者を対象に実施した調査によると、カナビスの再分類してアップグレードした政府の決定に対しては、かなり大きなの怒りが渦巻いている。

今回の調査は、国連のドラッグに関するサミットに世界中から首脳たちがウイーンにあつまってくる時期に行われたものだが、ドラッグの法的位置づけをどのようにすべきかをめぐるイギリスの世論が深く分裂していることを示している。

カナビスを合法化すべきだと思うか? という問いには、ノーと答えた回答者が37%だったのに対して、イエスと答えた人が50%に達していた。

しかし、再分類についての意見の違いはもっと明確で、政府の決定に賛成している人が13%しかいないのに対して、87%の人が、「反対」または「強く反対」 と回答している。

今回の政府のカナビス再分類は、2003年にデビッド・ブランケット元内務大臣が実態を反映させてC分類にダウングレードしたものを、再びB分類に戻すために行なわれた。

しかしながら、今回の世論調査では、エクスタシーをA分類からB分類にダウングレードすべきだという政府のドラッグ乱用問題諮問委員会(ACMD)が提出していた勧告については、同調する人は少なかった。50%がダウングレードに反対で、賛成は37%にとどまった。

現在のイギリスのドラッグ政策をどのように思うか? という質問に対しては、 読者はリベラルなスタンスを取っている。62%の人が現在の政策があまりに権威主義的だと答え、十分に寛大だと回答した人の25%を大きく上回っている。

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