マサチューセッツ州議会にも

カナビス合法化法案が提出される

Source: NORML Blog
Pub date: March 23, 2009
Marijuana Legalization Bills Introduced In Massachusetts!
Author: Paul Armentano, NORML Deputy Director
http://blog.norml.org/2009/03/23/norml-breaking-news-
marijuana-legalization-bills-introduced-in-massachusetts/


先月、カリフォルニア州議会にカナビスの商用栽培と売買を 合法化する法案 が提出され、細かい情報網が整った同州では瞬く間に多くの人たちにニュースが伝わった。

マサチュセッツ州の場合はまだあまり伝えられていないが、マサチュセッツ州議会にも、「カナビス産業に課税して規制管理する」 ことを求めた2つで一組になった法案が先ほど提案された。法案は、下院2929号法案 と 上院1801号法案 で、21才以上の成人による商用目的でのカナビスの栽培と販売を合法的に規制管理できるようにすることを求めている。

カリフォルニアで提出された法案と同様に、カナビスの栽培や小売販売にはライセンスの取得が必要で税金が課される。この課税によって、州は年間1億ドルの歳入が見込めるという計算もある。

また成人が、個人の使用目的でカナビスを所持したり栽培したり、あるいは非営利目的で輸送しても、課税対象にはならないようになっている。法案の詳しい内容については、専用のウエブサイト も開設されている。

今回の画期的な法案の草稿にも加わったNORMLのリチャード・エバンス元理事は、「この何十年の間に、禁止法のやり方や効果についての疑問や不満が徐々に広がってきましたが、ここに来て急激に、それをどのように変えていくべきなのか一般でも真剣の議論されるようになってきました」 と語っている。

「政府の中で自分こそリーダーだと考えている人や大手マスコミは、禁止法がどのように効果を上げてきたのか説明するか、それとも他の政策に変えるかを示す義務があります。」

マサチューセッツ州では、昨年の11月に実施された住民投票で、カナビス所持違反を罰金のみの罰則にすることが 65%という高い賛成で成立 したが、東海岸でカナビスの合法化議論を始める場所としては、ここほどふさわしいところはない。西海岸についても、カナビス合法化を問う住民投票が近い将来にも行われることが見込まれている。