ニュージーランドの大麻合法運動団体、ダクトリー(Daktory)か、カナバス・ツアーを開始した。全国の国会議員を回り、大麻合法化に向けた署名を集めるそうだ。
当サイトで連載している「ニュージーランドで捕まると」の筆者、samurai seedsさんからの情報として、ニュージーランドの大麻合法運動最前線の様子をお伝えします。
samurai seedsさんから8月3日に届いたメールに次のように書かれていました。
いよいよツアーに向け動き出したという感じがします。
国会議員のリストアップと日程、挨拶メールなど着々と準備ができています。
来週の月曜日8/9午後4:20にオークランドを出発しツアー開始場所であるNZ最北端を目指します。
その後3ヵ月をかけNZ全国で国会議員をはじめ一般市民や病気の患者や秘密の栽培農家などと交流予定です。
下のリンクがツアー中に放送されるダクタ・グリーン氏のチャンネルですのでこのページにより多くの視聴者を集めたいです。
僕も日本語で日本の皆さんにツアーの内容や起こった事などをお届けできればと思います。
またメンバーになれば直接チャットで話す事もできますので面白いと思います。
・ネット放送チャンネル
http://www.stickam.com/dakta_green
●写真1:2007年5月に逮捕・起訴された大麻使用・提供の容疑は、有罪ですが刑罰無しという判決後の写真。刑罰無しというのは、彼がこの件で費やした3年以上の時間・心労・費用などを考えると、裁判長が刑罰として十分だという事でした。
オークランド地方裁判所前にて
●写真2:3ヵ月かけてNZ全国を走破する為にNEWエンジンに載せ換え中のエンジンとバス。
またツアーについての情報などは以下のサイト等で更新される予定です。(あくまで予定です)
ダクトリー(The Daktory)
http://thedaktory.org.nz/
ダクタ・グリーン facebook
http://www.facebook.com/dakta.green
ノーマルNZ official
http://www.norml.org.nz/
写真1、みなさんの顔がはっきり写っているので、日本語のサイトだとはいえ、プライバシーの問題など大丈夫なのだろうかと思ったのですが、サムライシーズさんに確認してもらったところ、むしろ積極的なのだそうです。
左から4番目がリーダーのダクタ グリーン(Dakta Green)氏。みなさんの手がキツネのようになってますが、これはジョイントをつまむ仕草を表しているのだそうです。
写真2.すでにカナバスは出発進行し、旅の途上にあるようです。当初は大麻油を使ってバスを走らせる予定だったそうですが、コスト的に大変で断念したとのこと。
サムライシーズさんの紹介してくれたダクトリーへのリンク、アドレスは正しいようだけど、切れているようです。確認してお伝えします。
ニュージーランドの同胞、頑張ってますね。
ニュージーランドの状況やグリーン氏の活躍は、カナビス・スタディハウスにもNORMLのニュースとして掲載されています。現在のニュージーランドの大麻状況を理解するうえで役に立つのでオススメです。
★カナビス・スタディハウス参照
カナビス法改革を訴えるカナバス・ラリー42日間全国42箇所で4時20分にセッション(2008-02-18)
カナバス420ラリーいよいよ終盤へ(2008-4-15)
カナビスでは頭や首の癌にはならない:ニュージランドの研究(2008-05-05)
当サイトにも、司麻さんのチャリファナ青春旅行にニュージランド編があり、チラっと大麻の話も出てきます。
フェリー乗り場の隣の公園でオッサンに「火を貸してくれ」と言われてライターを差し出すと、「お前から吸えよ」とジョイントを差し出された。シドニーではスパスパ吸い過ぎて失敗したので、今度は恐る恐る吸ってみる。と、公園で寝っころがるのが、何とも良い感じ。
・チャリファア青春旅行(4)ニュージーランド編
ニュージーランドの同胞、がんばってますね。こころからのエールを送りつつ、その取り組みから学びたいと思います。
カナバスツアーの様子は現地からサムライシーズさんに適時レポートして頂くことになっています。お楽しみに。
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