久しぶりにアクセス解析を見て驚いた。
これはどのようなキーフレーズで検索を受けたかを示す、12月1日から9日までの記録です。「合法ハーブ やめ方」というのが43回ある。11月のを見たら同じのが108回。10月は114回。9月55回。
これまで、規制しては似た成分に逃げられる、というイタチごっこだった、いわゆる「合法ハーブ」という名の正体不明ケミカルを、包括的に規制する施策が日本でも敷かれた。
しかし、すでにハマってしまっている者たちも少なくないようだ。大麻を使って脱するのが吉だと私は思うが、お上はそれを懲役刑で禁じている。ならば、せめて、正体不明ケミカルにハマってしまい、抜け出したくて苦しんでいる者たちへのケアを、医療機関などとも連携して、行政は手を打つべきではなかろうか。それは単にハマってしまった個人へのサボートというだけでなく、相次ぐ事故をこれ以上発生させないため、社会的な害の削減という意味でも、必要ではないだろうか。
合法ハーブ問題と大麻取締法問題は、非合理・不合理・反合理な、違法薬物対策こそが必然的に生み出している、政策的帰結としての社会問題だろう。「ダメ。ゼッタイ。」じゃダメなのだ。
「合法ハーブ やめ方」でアクセスしてきた人、このサイトに「合法ハーブ体験記」という名前の掲示板コーナーがあるので参考にして下さい。あまり参考にならないかもしれないけど、断食とか、風呂とか、頑張って抜け出た奴らもいるようなので、アドバイスしてくれるかもしれません。
http://asayake.jp/modules/forum/index.php?topic_id=422
脱「合法ハーブ」の方法は、安心して大麻を使える社会なら、それが一番いいと思うけど、でも、安心して大麻を使える社会なら、「合法ハーブ」なんて流行らないだろうね。
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