報道関係各位
取材のお誘い:大麻取締法の問題点について武田邦彦教授が法廷で証言
平成27年12月8日
大麻報道センター
主宰 白坂和彦
長野県安曇野市穂高有明22257-36
携帯電話:090-****-1779
e-mail:sirasaka@asayake.jp
Web:http://asayake.jp/
冠省
2013年9月29日、大麻パーティーの主催者として家宅捜索を受け、大麻取締法違反(所持)の現行犯で逮捕された私の裁判は、10回の公判前整理手続を経て、公開での審理が行われてきました。次回、第11回公判では、弁護側証人として、「大麻ヒステリー」の著作もある中部大学特任教授の武田邦彦氏が弁護側証人として証言します。
被告弁護側が主張しているのは2点です。
1点は、逮捕に至るまでの10時間に及ぶ「任意」の事情聴取は、もはや任意とはいえず、違法捜査である点。
2点目は、大麻取締法は憲法違反であるという主張です。
大麻には刑事罰を科すほどの有害性はなく、最高裁が大麻取締法を合憲とした昭和60年当時と現在とでは大麻に関する科学的な知見は、少なくとも海外では大きく変化し、近年では米国でも2州が娯楽大麻を合法化し、医療大麻に関しては23州で制度化されています。
ところが、日本では大麻取締法第4条で大麻の医療的施用を例外なく懲役刑で禁じているため、臨床研究すらできません。
そこで、被告弁護側は、大麻取締法全体が憲法違反ではないとしても、臨床研究の道すら閉ざしている同法第4条については憲法違反である、という主張を行っています。
これまで学術論文や海外ニュースの翻訳など、100点を超える書証を提出し、「大麻で難病を治す「医療大麻」最前線(VICE Japan)」や「WEED(CNNの医療大麻報道番組)」などの動画も法廷で再生され、私が厚労省やダメゼッタイ麻薬防止センターに行ってきた4本の取材録音も再生されました。
武田教授には、科学者としての立場から、大麻と大麻取締法についての問題点を指摘して頂く予定です。
マスコミでは小学6年生が大麻を吸引した「大事件」が騒々しく扱われましたが、大麻の科学的事実や海外の現実について触れる報道はあったでしょうか?
報道関係のみなさまには、ぜひ武田氏の証言を取材していただき、あまりにも一方的に過ぎると私には思われる、これまでの大麻汚染報道とのバランスを計って頂くよう、切望するものです。
■白坂裁判第11回公判
日時:12月11日(金)午後1時30分から
場所:長野地方裁判所松本支部
よろしくお願い致します。
怱々
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