伊議員の薬物使用「深刻」と、TV番組のおとり調査結果 投稿者:しら 投稿日:2006/11/18(Sat) 16:46  No.1236  Mail  [返信]
既にGoogleからのキャッシュですが。
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2006.10.12 Web posted at: 16:47 JST- CNN/REUTERS

ローマ――イタリアで人気のテレビの風刺番組が、同国の下院議員を対象に実施した、薬物使用に関する「おとり調査」の結果が明らかになり、下院議員50人の約3分の1に当たる16人が、過去36時間以内に何らかの薬物を使用していたことが判明した。12人が大麻、4人がコカインに陽性反応を示し、議員の間に薬物使用が広がっている実態を示唆している。


調査を実施したのは、中道右派、ベルルスコーニ元首相の親族が所有する民放3大ネットワークの1つ、「イタリア・ウノ」の番組「ル・レネ」(「ハイエナ」の意味)。いたずらなどで著名人を当惑させることで人気を得ている。


番組のリポーターが架空の衛星放送番組の取材を装って議員に近付き、2007年度予算案についての見解を質すふりをして、偽のメーキャップ担当が議員たちの額部分から、薬物利用の検査に使われる検体を採取したという。


この調査結果は、同番組の新シリーズの初回分として放送される予定だったが、英タイムズ紙(電子版)は、イタリア当局から、プライバシー侵害の疑いがあるとして問題部分の放送を差し止められたと報じている。


議員たちの反応は様々で、「個人的には、プライバシーを侵害する調査手法には賛同しかねるが、議員に薬物使用が広がっているといううわさを裏付けた」の声もある。大麻の合法化を主張してきたイタリア急進党の幹部は「調査結果は驚くに当たらない」とも述べている。
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日本にもこんな痛烈な番組があればいいのに。