| 先に紹介した「地球維新 Vol.2 カンナビ・バイブル」に、丸井弁護士が厚生省麻薬課長(当時)を証人尋問した速記録が掲載されている。 昭和61(1986)年9月10日、長野地方裁判所伊那支部。立証趣旨は「大麻取締法の立法目的・理由」。
この本は大麻の問題を考える者にとても有益で、中山さんのお話もとても面白いので、詳しくは手にとって読んで頂きたいが、麻薬課長は結局のところシャブに予算を回しているので大麻についてはデータがないことを白状している。
そして、これも先に書いたカンナビスト会員である一森さんの情報公開請求によって、厚生労働省は大麻についてのデータを持っていないことが2004年現在のこととして明らかになった。
それなのに、なぜ裁判所は大麻の害を「公知の事実」と断定できるのか。
今度、最高裁で聞いてみよっと。
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