| 菊池 「諸君もよくご存知のように、先日も新聞を賑わした大田区の誘拐事件。渋谷区上原での殺人事件。これらの事件の影には、マリファナがあった!汝の敵を知れ、というわけで、今日は、我々の敵であるところのマリファナを実際に吸ってもらう!」 菊池 「いま、諸君の目の前に一本ずつ配ってあるが、さっそく火をつけてくれ」 警官たち 「はい!」 シュボ、シュボ、シュボ・・・。 菊池 「さあ、いま吸っているのがマリファナである」 すぅすぅすぅ・・・。 菊池 「これについて、何か質問があれば答えるが?誰か質問ないか!」 警官A 「教官!」 菊池 「うん!」 警官A 「年間の生産量はどのくらいでしょうか?」 菊池 「・・・・あぁ、その件に関してはいま手元に資料がないので来週まで待ってくれ!」 警官A 「はい」 菊池 「ほかには?」 警官B 「教官!」 菊池 「おう!」 警官B 「マリファナの喫煙で、年間逮捕される数はどのくらいでありますか?」 菊池 「・・・その件に関してはだな、いまちょと手元に資料がないので来週まで待ってくれ!」 婦人警官 「教官!私、駐車違反を調べているときに、こういう臭いのする車があったんですけど、あれはやっぱりマリファナなんでしょうか?」 すぅすぅすぅ・・・。 菊池 「まあ、おそらく現場を実際に見てみないとわからないが、その件に関しては、ちょっと来週まで答えは待ってくれい」 婦人警官 「はい」 警官C 「教官!」 菊池 「うん?」 警官C 「マリファナは脳波に障害はありますか?ごほごほ」 菊池 「ま、いろんな考え方があるだろうと思うが、え〜、はっきりしたことはいま手元に資料がないので、来週まで待ってくれ」 警官C 「はい」 警官D 「教官!マリファナは主にどこから入ってくるんでありますか?」 菊池 「ま、それも、いろいろなところから入ってくるという説もあるが、はっきりしたことはいまは言えない。・・・・来週までちょっと待ってほしい」 警官D 「・・・はい、わかりました」 菊池 「それでは、第13回マリファナ講習会を終わる!それからあ、回を重ねるごとに人数が増えるので、来週は大講堂のほうで行う!では!」 警官たち 「この臭い おやっと思ったら110番!みんなでなくそう 悪の華!」 ぱちぱちぱちぱちぱちぱち・・・・。 (1979年12月27日放送)
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