木も見ず森も見ず 投稿者:サルドニカス 投稿日:2008/11/29(Sat) 06:02  No.4367   [返信]
先日、上司が大麻について語っていました。俺は昔ヒッピーで吸った時、凶暴になって彼女を殴ってしまい懲りたとか。そこでwoodstockやGreatfulDeadの話をしたら彼はその存在も知りませんでした。私が自分がカルフォルニアで長年デッドヘッズと共に生活していたなんて当然言えませんでした。私には碌な青春も送れずおやじデビューした哀れな大人にしか映らなかった。残念だが上司なのでお付き合いしてますが・・・団塊世代は何を見てきたんだか疑いたくなる。でもこういった人物が社会を担っているのが現実なんですよね。それはそれで幸せなことかも知れませんが。言いようの無い不安感が残ります。
しかし、誰かの受け売り話を鵜呑みにして信じてしまう人々が多いことを再認識させられました。最近の大麻汚染という造語にも悪意を感じえません。ご存知の方も多いとは思いますが、日本に大麻取締法を制定したアメリカでは大学生がキャンパス内で大麻を吸っていても誰も驚きません。ましてそれは日常的な光景として見ることができます。もちろん非合法なハズなのに。私はアメリカしか知りませんが、今騒がれている大麻汚染が私には滑稽に見えて仕方がありません。他の先進国の人達もきっと同様に見ているのでしょう。合法にするか否かはさておき、日本での裁きは明らかに過剰ですね。飲酒、売春、賭博を受け入れる寛容な国なのに。日本は経済力だけの先進国でも一応は先進国。どの先進国でも大麻の使用者は増加しているし、日本だけが影響しないとは思えません。その前これからの世代はもっと安価で危険な合成ドラッグに曝されます。ゾッっとしますが、どのみち先進国はこの薬戦争に巻き込まれる運命なんだという現実を無知な知識人の方は謙虚に受け止める必要があります。そんな彼らに先見性を求めるのは無理だと思いますが、大麻の経験者はそれが抑止力になる理由をよく知っているはず。この問題は否定派や肯定派を超えて存在するのです。少なくとも否定派が肯定派の意見に耳を傾けなければ抑止力の意味も理解できず最悪の臨界点が来るまで何もできないのではないかと思います。本当に若者の未来が大切ならば無知な知識人より耳を傾けてるべきは肯定派だと思います。日本の国民も将来、無駄な犯罪者を創出してしまうこの法律にメリットが無いと気がつくのでしょう。知らないって怖いですね。