この夜も明けるのだろうか 投稿者:しら 投稿日:2009/06/05(Fri) 06:15  No.5119   [返信]
バング
足利事件、とんでもない話ですね。無実の者を刑務所に入れて、人生を滅茶苦茶にする。それを国家権力がやっている。
裁判員制度は、その国家権力の過ちを、国民も巻き込むことで言い逃れできるようにしようとしている感がある。
私は、現在のデタラメな裁判を実体験として知る者として、司法を国民が監視し、デタラメな裁判を許さないようにする必要はあると思っている。それは、国民が国家権力を監視するという意味で必要なので、国民が被告人に死刑を言い渡すことなどが目的ではない。

本来必要であるはずの制度を骨抜きにして、国家権力や官僚の都合のよい中身に変質させてしまう。これまでどれほどそのような政治が行われてきたことか。

死刑廃止論で著名な元最高裁判事の団藤重光は、おぞましい感想を述べています。
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(無実であるのに)再審の請求をしたにも拘わらず棄却されて死刑になってしまった人は、相当な数いるのではないかと思います。明治以来の事を考えたら大変な数になると思います。
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http://homepage2.nifty.com/shihai/message/message_dando.html

現在の日本が抱える重大な諸問題を考えるとき、マスコミの下劣なあり方も直接的に関係していますね。
・・・やはり、何はともあれ、政権交代で、政治は変えられるのだと国民が実感する必要があると痛切に感じます。


darmaさん
ずいぶんと時間がたってしまったけど、スモーキング・ハイの批評、トップで公開しました。ありがとさん。またぜひ映画の感想など書いて下さい。

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自己レス
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大麻で逮捕されない社会を求める人たちが何もしないで傍観しているだけでは、何も変わりません。