覚醒剤使用者は多剤の使用者でもある 投稿者:かっちゃん 投稿日:2009/08/08(Sat) 23:58  No.5338   [返信]
 全国精神科医療施設における薬物乱用による精神疾患患者の調査によると。
 覚醒剤使用者が過半数なわけですが、同時に覚醒剤使用者は半分以上は有機溶剤使用経験があり、又半数近くが大麻使用を経験する。さらにコカイン14.6%、ヘロイン6%を使用すると言うデータがあります。

 これは覚醒剤使用者が元々違法でかつ危険なドラッグを入手しやすい環境におかれている事を示していると思います。
 それだけではなく違法でないドラッグで過剰摂取が中毒や依存性に陥る睡眠薬以下、抗不安薬や鎮痛薬などもまんべんなく使用しています。

 覚醒剤使用者は3重4重もの危険な薬物使用に陥っている可能性も強いでしょう。

 以上のデータはあくまで精神医療施設でのデータですから、日本のダルクに入所する方の網羅的なデータがもしあったらより覚醒剤使用の実体も分かると思います。

 しかし、今の覚醒剤取締法下では実体を表すデータが例えあったとしても表に出てこないのかも知れません。80万人以上のアルコール依存や毎年20万人も死ぬと言われるタバコの害の方がずっと多くの問題を抱えている事を考えると、
「たかが覚醒剤くらい」という気持ちにもなります。

 酒、タバコ全てドラッグとして捉える視点が欠けているのです。そしてアルコール中毒者に対しても日本社会は冷酷だと思いますね。依存症という診断名を貰ったが最後復活は許されない様な日本社会も変える必要があると思います。

 社民党に投票しましょうかね。