一歩一歩 一手一手 投稿者:しら 投稿日:2009/10/03(Sat) 02:11  No.5610  Mail  [返信]
かっちゃん
>私は厚労省とダメセンとの関係では、はっきり言ってダメセンなど不要だと思っています。要らないでしょう。

現状のダメセンは、単に厚労省や警察庁の天下りや渡りとして機能しているだけで、デタラメなドラッグ情報を日本国中に垂れ流す文字通りの公害、あるいは官害で、潰したほうが良いくらいだと私も思います。ダメセンだけでなく、そこからさらに下請けの業者にも税金が流れ、公務員OBの寄生虫どもが巣食っている実態がある。一方で、現実問題として、薬物依存に陥って苦しい思いをしている者や、その家族たちがいる。そのような悲惨な状況にある者たちへの配慮などまるでない薬物行政が行われている。それが実態だろうと思います。
薬物の危険性について、子どもたちに教える必要はあるけど、それは違法薬物に限るべきではないと思います。実情はむしろ、ダルクの現実や、かっちゃんの論稿にあるように、アルコールや処方薬のほうが大麻など問題にならないくらい深刻です。
ダメセンを天下りのエサにせず、御用学者ではない研究者や、薬物依存問題に取り組む現場の者たちで構成し、いま、子どもたち伝えるべき、優先度の高い情報はどういったものなのか、それを公正に検討し、教育の場などにフィード・バックするようなあり方であれば、第三者機関のような組織が税金で維持されてもいいけどな、と、思うんですけどね。
ま、ダメセンはいらねーよな、という点には大賛成です。民主党政権になって、天下りを全面的に禁止する方針を打ち出してますが、国民をナめたあのクソ野郎どもの処遇がどうなるか、注目ですね。

野中さん
>9月14日の厚生労働省医薬食品局監視指導・麻薬対策課 課長補佐 安田 尚之氏への取材内容の検証

安田さんは苦しい立場だね。(^^y-~ 厚労省は、このサイトを読んでいます。当初、当方の問いかけ(罵倒?)に対応していた元マトリとのやりとりなども含めて。そのような、俺のような立場の者に、誠実な対応をしてくれる安田課長補佐には、偽りなく感謝しています。が、はっきり言って、野中さんの指摘通り、矛盾だらけです。あの取材は、王手にはならないけど、野中さんの指摘したいくつかの意味を含めて、逃げ道を塞ぐ一手として、あとで効いてくると思います。録音も取ってあるもんねー(^^y-~
桂川さん裁判を含め、これまでの違憲論裁判も同じような意味を持つ、司法についての一手として意味があるのだと考えています。あまりこちらの手の内を見せてしまうのは得策ではないので、どこまで公開するかについて躊躇してしまう思いもあるんだけどね。

南蛮渡来のJさん
>医療大麻OKの北米でもこんな有様じゃ、成田さんのもやばくないですか?

成田君の裁判、彼のブログに弁論が公開されていましたね。残念なことに、重大な点で、弁護士の認識に誤りがあります。多分、成田君本人も、全面的に支援しているという人たちも、気が付いていないのだろうと思います。その事実誤認によって、本当はあり得たはずの、意義ある弁論の展開につなげることができなかったのだろうと、私は認識しました。
ここ、最高裁のIPからもアクセスがあるので、判決前に具体的なことを書くのは控えますが。