ノル・ブログ・フロム・スペイン

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ポット・リーフ・プールができるまで

Pub date: March 28th, 2009
The making of the pot leaf pool
Author: Cannabinol
http://www.hempcity.net/blog/

私たちは、クラブのメンバーやお客さんが利用できる素晴らしいプールをつくりました。プライベート・プールとしては大きいほうです。でも最もユニークなのが底に特別のロゴが入っていることです。どのようにこのプールができあがったのかスライド・ショーでご紹介します。

プールのテラスを囲むためにいろいろな大きさの岩を何台ものトラックで運びこみました。

ショベルカーを操作しているディエゴは岩を組み上げるエキスパートで、私がオランダ語を読めるように彼は岩を読むことができます。

プールをつくる場所を深く掘ります。

材料を運び込んで作業を開始。

私自身はこれまでプールをつくったことはありませんが、若いころは建築関係の仕事をしていたのでプールの建設現場をいくつか見た経験があります。ですので、自分には驚くほどの光景でもありませんが…

全体をスチールの鉄筋で組み上げます。配管や水の出入り口を取り付けると、いよいよプールらしくなってきました。

外でコンクリートを混ぜて、ノズルで床や壁に吹き付けます。ノズルは特別製で調整しながら水も加えます。

吹き付け作業は瞬く間に進んでいきます。そうすることで、コンクリート全体が一体のものとなって、水漏れや亀裂ができないようになります。

プールの片側には座ることができる2段のステップを付けました。これで常に泳いでいなくてもクールに過ごせます。

いよいよモザイク・チームが作業を開始。

手前はサティバの葉、奥はインディーカの葉です。スペインのプールでは、ドルフィンの絵にすることが多いのですが…

プールに半分ほど水を入れてから海の塩を200キロ加えます。エコ効果で塩から塩素がつくられて肌によく馴染むようになります。

プールの周囲もコンクリートでテラスをつくります。マルスカは石灰が飛び散ってプールに斑点ができないようにカバーをしています。

この時は前のような威力あるポンプは使えず、小型のコンクリート・ミキサーだけだったので重労働でした。

テラスには平らな石を敷き詰めていきます。またしてもパズルです。

プールは母屋の改造に取りかかる前につくりましたので、その後の様子が少し変わっています。下の現在の写真と見比べるとその違いがわかります。今後はプールのテラスにも植物を置くことにしています。

現在、アパートは5部屋で構成されています。一部屋はわれわれが住んでいますので、貸し出すのは4部屋になります。部屋には二人用で、リビング、キッチン、バスルーム、ベッドルームがあります。どの部屋も前面にはテラスを持っています。値段は一泊100ユーロです。その中には毎日の掃除のサービスなども含まれています。貸出開始は4月の下旬を予定しています。