カナビス・プロダクト
カナビス・プロダクトの形態
バッズ・イメージ
ハシシ・イメージ
バッズ・メーキング
ハシシ・メーキング
カナビスの種類と特徴
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カナビス・プロダクトの形態
カナビス・プロダクトとしては、形態と製法、効力の違いから大別して、次の4種類に分けることができる。
マリファナ
マリファナは、植物の葉をお茶のように粉状にしたもので、普通、下部の大きな葉や種子なども混じっている。野性の植物のほか、雄雌を厳密に区別することなく栽培されたものを原料にしている。マリファナは、原型をとどめていないのでいろいろなものが混入されている危険が高く、さらに効力が弱いために現在ではほとんど商品価値がなくなっている。オランダのコーヒーショップでも扱っていない。
バッズ
バッズは、人工栽培で雌花を受精させずに小葉を繁茂させたもの (シンセミラ) で野性には存在しない。そのまま乾燥してあるので植物の原型をとどめている。マリファナよりも効力が強く、遺物混入の危険性が低いために最も広く使われている。
ハシシ
ハシシは、雌花の生成する樹脂を取りだして固めたもので植物の原型をとどめていない。代表的な製法としては、手もみ、ポリネーター、アイソレーターがある。ハシシは最も古くから使われている形態で、ヨーロッパでは1970年代まではカナビスといえばすべてハシシだった。
ハシシ
オイル
ハシシオイルは、植物の葉からアルコールやブタンガスなどを使って化学的に抽出したもので、粘りのある液体をしている。効力は最も強いが、そのままで使われることは余り無く、バッズやハシシに混ぜて吸われる。オランダではハード・ドラッグに分類されており、コーヒーショップでは扱っていない。
マリファナという用語は本来の意味では上の通りだが、言葉としては最も普及しているためにカナビス・プロダクト全般を指して使われることもある。しかし、厳密に言えば、現在のオランダで流通しているのはバッズとハシシだけで、典型的なものとしては次のようなものがある。
●バッズ
パープル・パワー
純粋のインディーカで開花期は7〜8週
シトラール・ヘイズ
純粋のサティバで開花期は13週。シトラールの香り
パワープラント
シンセミラ・ハイブリッドで開花期は9週
タイ・スティック
サティバ・シンセミラ。竹串に巻いてある。
●ハシシ
ネパール・テンプルボール
黒っぽいインディーカ・ベースのハシシで、手作り
プリメロ・モロッコ
明るいブロンド色のハシシでサティバ・ベース
ポリネーター・ハシシ
シンセミラの毛の部分を集めて作られる
アイソレータ・ハシシ
氷水を利用し、さらに細かい毛だけを集めて作られる
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