1995年に「カナビスでの治療支援グループ」 (Therapeutic Help from Cannabis (THC))が誕生し、他の慈善団体と協同でカーライルに事務所を開きました。最も多かったのは 「どこに行ったらカナビスが手にはいりますか?」 という質問と 「カナビスが手にはいったのですが、どのように使えばいいのでしょうか?」 という問い合わせでした。私たちは情報をパックして患者たちに送りアイディアを伝え合いました。この活動の最も重要な点は、患者たちの間にネットワークが形成され始めたことでした。
他の医療カナビスグループも連絡をしてくれて支援してくれました。その中でも最も有名なグループはコリン・デビスの医療マリファナ共同組合 (Medical Marijuana Co-operative (MMCO)) でした。彼は、現在、医療ユーザーにカナビスを供給した罪で服役中です。最近短期間の懲役刑を言い渡されたフリー・メディカル・マリファナ・ファンデーション (Free Rob Cannabis of the Free Medical Marihuana Foundation (FMMF)) のロブも連絡をくれました。彼らから得た詳細な情報も患者たちに回しました。これはには今でも違法とされている行為も含まれていました。犯罪幇助や、とくにカナビスの供給に関する情報の提供はもっと重い共謀罪とみなされる可能性もありました。
1998年9月、上院科学技術委員会の報告書をいただきました。その中では、多発性硬化症に対するカナビスの研究が継続中の間は、患者を起訴すべきではないと勧告しています。私はこれを読んで、裁判では医療の必要性を盾に無罪を主張することにしました。裁判は2000年の9月に刑事裁判所で行われましたが、4日間の及ぶ疲労困憊の審理の末に陪審たちは全員一致で無罪の票決をしてくれました。証言には専門家の立場からカナビス治療アライアンス(ACT)のクラレ・ホッジに初めて加わってもらったほかにも、ドラッグ取引の監視団体である独立ドラッグ監視ユニット(Independent Drug Monitoring Unit (IDMU))のマチュー・アーサにも出廷してもらいました。
医療カナビス・チョコレート配布運動
コーヒーショップの裏側
レズリー・ギブソン