カナビス文化の歴史を読む

ダッチ・エクスペリエンス
オランダのコーヒーショップ文化がどのようにして生まれ育っていったのか?  この本に掲載されている貴重な写真や事実は一般のカナビス教養本とは全く違ったリアリティを持って迫ってくる。ユーモアが溢れる語り口とスピード感のある展開には飽きることがない。オランダのカナビス文化の30年間の歴史と経験は、混乱し屈折したアメリカからの情報に振り回され続ける世界にいろいろなことを教えてくれる。カナビスに関心を持つ人は必読!

   


ファンシーズ・リーフ
1973年に書かれたカナビス本。当時の日本の様子を知ることができる。日本のカナビスを取り巻く状況は今もそれほど変わっていないことにあらためて驚かされる。とは言っても、現在ゆっくりとしたペースではありながら潜在的なカナビス・ユーザー数は着実に増え、カナビスに対する認識も少しずつ改まりつつある。いまこそ足元を見つめ直し、進むべき方向を見据えなければならない。

   


カナビス・クッキング
カナビスには長い歴史がありながら、その活性成分については科学的になかなか解明できなかった。ようやく1960年代後半になってTHCが単離され多数の本格的な研究が始まった。この本は、その成果をふまえ、カナビスを食べるという方法に最初に科学的な光をあてた記念すべきものとなった。