オランダ・コーヒーショップの30年
ダッチ・エクスペリエンス
ノル・ファン・シャイク著







ノル・ファン・シャイク(1954) オランダの著名なカナビスト。 ハーレムの3軒のコーヒーショップ、ウィリー・ウォーテル とグローバル・ヘンプ・ミュジアムを設立。 イギリスで最初のコーヒーショップ、ダッチ・エクスペリセンスを開く。

たいていの国ではカナビスを吸うと刑務所行きとなる。 オランダだったらコーヒショップへ行けばOK!   30年前、理想を掲げるアムステルダムのヒッピー・グループが世界最初のマリファナ・コーヒーショップの店を開いた。今日ではオランダには数百軒のコーヒーショップがあり、毎年何百万もの人がダッチ・カナビスの自由の味わいを求めてやって来る。

この興味をそそられる本には、いままで語られたことのないオランダのマリファナ経験のすべてが書かれている。実際にコーヒーショップを始めたマリファナのパイオニアたちに内実を広範囲にわたって取材し、さらにオランダをはじめ世界中のマリファナやコーヒーショップ、ポット政策についての最新情報を網羅している。「ダッチ・エクスペリエンス」はマリファナの歴史や人権問題に興味を持つ人には必見だ。

「ダッチ・エクスペリエンス」は、1972年にオランダ初のポットショップを開いたワーナード・ブリューニングの協力を得てダッチ・コーヒーショップのグル、ノル・ファン・シャイクが書き上げた。さらに二人に協力して、4大陸でマリファナの取材を続けているマリファナ・ジャーナリスト、ピート・ブラディも加わっている。

チーズや風車で知られるオランダが何でウイードでも有名なのか、この本は広範に論議を醸すカナビス文化の手がかりを与えてくれる。 密輸からシンセミラに。政治から警察とプラボに。すべてはこの本「ダッチ・エクスペリエンス」に書かれている。