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著者について
ノル・ファン・シャイクは、ヨーロッパでは強固なプロ・マリファナ擁護者として広く知られている。
オランダのハーレムで生まれ育ったファン・シャイクはカナビス運動家としてまたビジネスマンとしてあらゆることを成し遂げてきた。
彼のカナビスとの関わりは1989年にフランスとスペイン国境でハシシを密輸しようとして捕まり逮捕寸前に奇跡的に逃れたことに始まる。
二日間の苦難を経て、このボディ・ビルダーでアメリカン・フットボールの元選手はハーレムに戻り、コミュニティ・サービスとカナビスを連携させた新しいタイプのコーヒーショップ、ウイリー・ウォーテル・ワークショップを設立した。
ファン・シャクは以後、彼のパートナーでカナビスの女神マルスカ・デ・ブラーウとマリファナ&ヘンプ・ミュージアムを設立し、さらに2軒の店を作った。彼の3軒のコーヒーショップはマリファナの品質と親しみやすい雰囲気で世界的に知れ渡っている。
また、2001年には、彼はイギリスの活動家コリン・デビスとともにイギリスで最初のマリファナ・コーヒーショップをマンチェスターのストックポートに開いている。
ファン・シィックは、オランダのコーヒーショップ・システムとマリファナに関する能弁で説得力あるスポークスマンとしてBBCや国際メディアにも定期的に登場している。彼はまた、コーヒーショップ向けのビジネス講座を開設し、ハーレムのコーヒーショップ・システムをオランダ中のモデルとして普及させ、ベルギーなどにも輸出しようとした。
ノルは政府や腐敗した役人や性悪な家主などから迫害されてきたが、その度に、ヨーロッパのカナビス自由運動の最前線の闘士として立ち向かい、コーヒーショップやテレビ、大陸中の政治コンファレンスから招かれ、北アメリカやオーストラリア、日本など各地の人々からはカナビスの果敢な英雄とし注目されてきた。
この素晴らしいカナビスの歴史の本を制作するにあたって、ファン・シャイクは長く困難な作業を経て、実際のマリファナの歴史や当時の資料をもとにオランダの初期のカナビス・パイオニアたちを追跡している。 「ダッチ・エクスペリエンス」 は、世界中の最も革新的な民主主義においてマリファナの果たす役割の理解に役立つ強力でユニークな本になった。
ファン・シャイクはオランダや世界中でその崇高なマリファナ擁護活動を続けている。3軒のコーヒーショップとミュージアムをマルスカと一緒に楽しく運営する傍らでは、息子と娘、姪や甥たちとその家族、二人の最愛の孫、そして多くの愉快なお客さんやファンに囲まれている。
ピート・ブラディー
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